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半夏生に食べたいタコの炊き込みご飯「たこ飯」

2017 / 07 / 1特集コラム


半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで夏至から数えて11日目。梅雨の終盤で大雨になったり、まだ多湿なこの時期は農作業に適さず、昔の農家は田植えは半夏生に入る前に終わらせるという風習があった。関西地方など地域によっては、この半夏生(はんげしょう)に「稲の根がタコの足のように大地にしっかり根付くように」という願いを込め、タコをいただく風習があるとか。また、7月2日は「タコの日」と認定されていることもあって、鮮魚売り場などで賑わいを見せたり、TV番組などでもタコがとりあげられる。美味しそうに「タコ飯」を食べる印象的なシーンを、この時期CMなどでよく見られる理由のひとつでもある。

このタコ飯、作り方は簡単なのだが、大変なのがタコの下処理だ。できれば生タコから調理したいが、下処理が苦手な方も多い。そんな方は、便利な茹で加工、蒸し加工されているものを活用してみて!赤く着色されていないもの、味付けされていないもの、できるだけ添加物をしていないものを選ぶのがポイント。見えやすいところに表示されていないことも多いが、「生食用」とかかれたものであっても、ボイル加工の際に酸化防止剤やpH調整剤などを添加しているものが、実はとても多い。

■材料
有機白米    2合
水     350ml
国産タコ  200g(真蛸、水蛸などお好みの足部分を使用)
有機生姜  20g
昆布   1枚 (5~10㎝角くらい)
有機醤油  大さじ2
酒    小さじ1
みりん    小さじ1
自然塩  小さじ1/2

※煎り白ごま、青紫蘇、生姜の甘酢漬けなど

■道具
土鍋・ボウル・ざる

■作り方
1.お米をとぎ1~2時間程度水に浸しておく。生姜は皮を剥いて千切りにする。タコはお好みの大きさにカットしておく。
※生だこの場合は下処理、下茹でをしておく。茹で蛸(蒸し蛸)を使ってもOK。
※加熱すると縮んで硬くなりやすいタコ。歯ごたえを愉しみたい方はざく切りに。柔らかくしたい場合は薄めにカットする。

半夏生に食べたいタコの炊き込みご飯「たこ飯」
2.土鍋に1の米と分量の水、その他調味料を入れて溶かし混ぜたら、昆布、刻んだ生姜を入れる。最後にタコを入れて炊く。土鍋に蓋をして、中火~やや強火にかけ、10~15分程度で中のお湯がぐつぐつ煮えてきたら、弱火にしてさらに15~20分炊く。炊きあがったら火を止めてしばらく蒸らす。

半夏生に食べたいタコの炊き込みご飯「たこ飯」
3.出汁用の昆布を取り出し、軽くほぐして盛り付ける。お好みで、刻んだ青じそや白ごま、生姜の甘酢漬けなどと一緒にどうぞ。

半夏生に食べたいタコの炊き込みご飯「たこ飯」
※上の写真は「水蛸(ミズダコ)」を使用しています。「真蛸(マダコ)」はより歯ごたえがあります。

半夏生に食べたいタコの炊き込みご飯「たこ飯」

真蛸のたこ飯

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato