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オーガニックコスメを作る側、販売する側の方への提言。小松和子氏スペシャルセミナー

2014 / 01 / 31特集コラム


オーガニック・ナチュラルコスメを正しく知るために。小松和子氏スペシャルセミナー安全で楽しく美しく”BIO BEAUTY”な2014年の私をつくる!「ヘアメイクアップアーティスト小松和子氏スペシャルセミナー」にて。
一般の方向けの開催だったが、オーガニックコスメを作るメーカーの方や店舗で販売される方にこそ、聞いてほしいと思う話もいくつかあったので、ここで是非紹介させていただきたいと思う。

ここ数年、新たなオーガニックコスメ、ナチュラルコスメのブランドが日本の市場に続々登場。国内ブランドも急増している。喜ばしいことである一方、「認証」を意識するあまり、肌の生理機能を無視したモノづくりになっていないか?いまいちど考える必要があるのではないか?と、小松さんはメーカーに対し警鐘を鳴らす。
オーガニックの認証のためには、製造するための工場も、そこで使用している原料、ノウハウもある程度制限されてしまうことになる。そのため、研究開発、独自の処方バランス、企業独自のノウハウも守りにくくなり、認証のための原料選択や処方になってしまいがちだ。

食品も、同じだと思う。

原料がオーガニックであること、製品も認証であることはメリットも大きく、またそのような努力をされるメーカーさんもスバラシイと思う。が、認証だけを意識した製品作りをするばかりに、一番大事な「味」の部分が置き去りとなってしまうのは本末転倒なのだから。

もう1つ。

メーカーや店舗における、オーガニックコスメの管理について。1年を切ったような製品を納品または販売していないかどうか?テスターにはほこりがかぶっていないか?衛生管理はされているだろうか?

一般の化粧品に比べデリケートなオーガニックコスメ。特に「消費期限」についての管理を徹底してほしいと考えている。実際に、小松さんの呼びかけで、オーガニックコスメメーカーと店舗に対し、期限記載のあるもの、ロット番号のみのものを含めて、製品の消費期限の調査を行ったという。是非、このような呼びかけを広めていただきたく、また、店舗においても継続して習慣にしていただきたい。

新しいオーガニックコスメブランドが続々と登場し、専門店以外の店にも多く流通されるようになってきた。一般消費者に対しての啓蒙も必要だが、オーガニックコスメ販売者にこそ、オーガニックコスメとは何なのか?一般コスメとの違いは何なのか?まずは肌の構造のところからメイクのテクニックまで、こういったセミナーなどを通じて学ぶ場が必要だと思う。そうすれば、必然的に店舗での製品の保管方法、陳列する場所、テスターの管理などが行き届くようになる。同時に、消費者に適切なアドバイスのできる人材の育成へつながると思う。

オーガニックコスメを作る側、販売する側の方への提言。小松和子氏スペシャルセミナー■小松和子先生のプロフィール

ナチュラルコスメ・パーソナルプロデューサー
小松 和子 (komatsu kazuko)

CM、雑誌、TV、映画など数々の分野でフリーのヘアメイクアップとして活躍する中、自身の化学物質過敏症きっかけに肌と化粧品に関する知識を独学で学び、2008年からナチュラルコスメ専門のエアメイクアップアーティストとして転身。現在はナチュラルコスメ・パーソナルプロデューサーとして化粧品開発のプロデュースや、講演・講座・企業研修・イベント・店舗プロデュース・雑誌などでのナチュラルコスメのビューティーページも数多く担当。個人開催の一般向けカウンセリングヤメイク講座は遠方からの参加者もおり、予約がすぐ埋まるほどの人気。

詳しくは公式HPへ
http://www.kazuko-komatsu.jp/profile/

 

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

http://www.organic-press.com/about/