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豆・種・穀物を発芽「SPROUTED」スプラウテッドブーム

2013 / 10 / 15特集コラム


5年ほど前には、すでにアメリカで人気の兆しがあった「スプラウテッドシード(sprouted seeds)」、発芽種子を使った食品が、ますますブームとなっているようだ。

豆・種・穀物を発芽「SPROUTED」 スプラウテッドフードブームオーガニックスーパーでは、さまざまな野菜やハーブなどのオーガニックスプラウトがパックされて販売されるとともに、デリではサラダの素材として定着。人気の穀類キヌアなどは、スプラウテッドタイプのものが登場していたり、また、そのようなスプラウテッドフードを粉末状にしたもの、バーやシリアルなどの加工食品もたくさん増えてきている。サプリメントなど健康食品にまで利用されているのには驚く。

スプラウトやスプラウテッドフードは、もう一部のベジタリアンやローフード愛好家のものだけではなくなっており、ナチュラル&ヘルスフードとして幅広く利用され、日常の食生活に根付きつつあるようだった。

豆・種・穀物を発芽「SPROUTED」 スプラウテッドフードブームファーマーズマーケットでは、日本でもおなじみのアルファルファやブロッコリースプラウトのようなものから、バックウィート(蕎麦の芽)、サンフラワー、クローバー、フェヌグリーク、ラディッシュ、フェンネル・・・など、たくさんの種類のスプラウトが、まるで芝生のように栽培された状態で、量り売りで販売されていた。日本のファーマーズマーケットなどでは、衛生面を考えるとこのような販売方法は、なかなか受け入れられにくいことかもしれない。

豆・種・穀物を発芽「SPROUTED」 スプラウテッドフードブームまた、アーモンドやピーナッツ、パンプキンシード(かぼちゃの種)、サンフラワーシード(ひまわりの種)、レンティル豆、グリーンピースなどの豆類、種子類のスプラウテッドも袋詰めなどで販売されている。自分で種を発芽させるには、つねに水を衛生的に保ったりなど管理も大変なので、すぐにそのままサラダなどで食べたり、料理に利用可能な状態で購入できるのはとっても便利だ。

これらも生の状態では大変保存が難しいもの。自分で種から育てるスプラウト、スプラウテッドシードは、既に日本でもローフーダーの間で実践されている方もいるが、それなりのニーズがなければ商売として成り立たない。
まだまだ、日本では販売が難しいかもしれない。

 

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

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