ホーム > 特集コラム > 海外オーガニック情報 > トレンド > 多彩な品種のケールが米国で人気

多彩な品種のケールが米国で人気

2013 / 10 / 25特集コラム


National Kale Day 多彩な品種のケールアメリカではケールが空前の大ブーム。
ケールはキャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の野菜だが、ビタミンなどの栄養素がバランスよく大変多く含まれていることから、スーパーフードとして注目されている。

Whole Foods Market、Trader Joe’sといったオーガニックスーパーのみならず、ファーマーズマーケットや一般のスーパーでも、とにかくケールの売り場が目立つ。青果コーナーには束になったもの、カットされて袋に入ったものが。フレッシュなケールだけでなく、「ケールチップス」といってケールの葉を低温で乾燥し味付けしたものが、スナックのコーナーやデリコーナーなどにずらりと並んでいる。

National Kale Day 多彩な品種のケール10月2日は「National Kale Day」ということで、ニューヨークのUnionSquareで定期的に開催されているファーマーズマーケットでは、ケールの魅力、様々な種類や美味しい食べ方などの情報を発信していた。
ここでは10種のケール、SPOGORIELLO、PURPLE KALE、RED KALE、WINTERBOR(CURLY)、WHITE RUSIAN、RED RUSSIAN、LACINATO(TUSCAN)、BLACK TUSCAN、SIBERIAN、RAINBOWLACINATO、といった名前が書かれ紹介されている。

アメリカのオーガニックスーパーで一番良く見かけたケールは、WINTERBOR(CURLY)というもののようだ。試しに購入して食べてみたが、思ったよりもクセや苦味もなく、生のままでも食べやすい。ニューヨークではオーガニックケールの価格は1束で3ドル前後、割とお手頃な価格だ。

National Kale Day 多彩な品種のケール日本でケールというと「青汁」の印象が強い。生のケールは青汁メーカーが原料用にと栽培しているのがほとんどで、一般市場にはほとんど並ばない。最近のスムージーブームにより、一部オーガニックスーパーなどで見かけることはあるが、青汁に適した品種なのだろうか、見た目はキャベツの葉に近く、アメリカでポピュラーなケールとは違う品種のようだ。葉っぱ2枚で200~300円位するなど、入手しにくい上に価格もまだ高い。

イタリア野菜など、一般市場にあまり流通していない野菜を作る農家さんが増えたように、そろそろ日本でも、さまざまな種類のケールを育てる農家さんが出てくるだろう。スムージーブームが始まった昨年から今年、マーケットに出ていたならばとても需要があっただろうに・・・と思ってしまうのは私だけだろうか。はたして、このままスムージー熱は続くのか?そして、ケールチップのブームは来るのだろうか?

 

***************************************************

佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

http://www.organic-press.com/about/