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Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場

2017 / 11 / 3特集コラム


Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は、生産、加工、流通までの全てを担うBIO農場。ここでは次世代を担う子供たちが、食べ物の生産から消費にわたるすべての段階を、体験的に理解する「食育」の場でもある。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
農場で飼育されている動物たち。移動式の鶏舎の周囲で自由に歩き回る鶏たち。自農場のオーガニックパンのくず粉や、ハーブ、人参、自然の虫をついばむなどしており、卵黄色をコントロールするためのものを飼料に添加することはない。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
もちろん、農場内にある直営の店舗「HOFMARKT」では新鮮な卵が販売されている。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
敷地内のあちこちにアートがあるが、Die wahren Schätze der Natur ~自然の真の宝物~と、ジュエリーのように透明のBOXで芸術作品として展示されていた卵も発見。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
豚舎も、すぐ手の届く距離で見ることができる。ここでも広々としたスペースを確保。子豚の圧死事故(母豚につぶされて死ぬこと)の防止にもつとめている。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
子豚も自由に駆け回れる広場。ここにも、さりげなくアートが展示されている。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
好奇心の旺盛な子豚は、仲間のしっぽにかみついたりすることがあるという。その傷口から菌が入って病気になることもあるため、小さい頃に尻尾の先を切ってしまう行為、いわゆる「断尾」が行われるのが一般的だが、もちろんここでは行われることはなくまっすぐ伸びたままだ。過密飼育ではなく十分なスペースを与えられ、ストレスの少ない育て方をしているので、仲間同士で傷つけあうこともないだろう。

ドイツのBIO農場 Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は、6次産業のお手本
Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場

そしてオーガニックの飼料で、ゆっくりと時間をかけてのびのびと育てられた豚たちは、同じ敷地の中にあると畜場で食肉処理され、添加物などを使わない無添加のハムやソーセージへと加工される。これらはもちろん直営店舗で購入できる。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
先にも述べたように、ここ、Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)には、「と畜場」があることが大きな特徴。と畜するにあたり、1日前に隣接した室内に移し、できるだけストレスを与えないように努めているという。自農場だけでなく、近隣からの牛や豚のと畜も受け入れているが、その際には車を使わずに歩いて搬入するなど、不安を与えないような配慮もなされる。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
「SCHLACHT-HAUS」、つまり「と畜場」。この建物の前には、と畜方法などを写真付きで解説するボードがあり、窓を開けるようにして閲覧することができる。

Herrmannsdorfer Landwerkstätten(ヘルマンズドルファー)は次世代を育てる「食育」の場
さらに同じ敷地内には加工場も店舗もレストランもある。日ごろ何気なく口にしている食べ物が、どのように育てられどのような工程を経て食卓へと並ぶのか?「食べ物」を産み出すリアルな生産現場を、子供たちが自由に見て、知って、考える「食育」の場がここにある。

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

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