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注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」

2018 / 06 / 25特集コラム


BIOFACH CHINA 2018」素食(ベジタリアン)のエリアに出展していたベジタリアンレストラン「仁人素」。試食させてもらった粽が美味しく気になっていたところ、コンベンションセンターにほど近いところに店舗があると知り、早速行ってみることに。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
庶民的な食堂のようなお店と想像していたところ、スタイリッシュな内装。思いのほか広くてクリーンな店内だ。テーブルに着くと早速メニューを渡されたが、驚いたのはスマートフォンを使って注文から決済までできるという仕組み。日本でもタネルパッチなどの端末を使ってオーダーするお店はあるが、この場合はお店の端末ではなく、お客様個人のスマートフォンを使ってのセルフオーダーができる。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
紙のメニュー表も見ることができるが、注文はスマートフォンで。注文や個数の変更だけでなく、味付けなどに対しても砂糖不使用、辛さの調整、香菜抜きなど、スマホの画面から細かく変更依頼ができるのは嬉しいサービスだ。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
スマートフォンを操作して選んだら、確定してオーダー。追加オーダーをお願いしたい時などでも、店員さんをわざわざ呼ぶ煩わしさがない。ホールスタッフは注文をとる必要がなく、そのままデータが厨房の方へ行くので、お店側にとっては人件費削減のメリットもあるだろう。もちろん、お会計もそのままスマートフォンで決済するので、混んでいるレジに並び会計待ちする必要がなく、財布を持ち歩く必要もないというわけだ。店舗運営においても、レジのつり銭準備なども不要になれば、かなりの負担軽減となる。作業の負担が軽減された分、サービスに時間を割くことが可能となる。

とはいえ、良いことばかりではない。年配の方などスマートフォンの操作が苦手な方や、旅行者で現金を使いたい人たちにとっては、もしスマートフォンしか使えないとなれば、お店の利用は躊躇するだろう。作業負担軽減の分ホールスタッフが減ることで、フロアに誰もいない時間が増えるということになれば、むしろサービスの低下を招くことになりかねないかも。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
さて、気になる料理の方はというと、素食(ベジタリアン)のため、動物性の食材は使用していないのだが、それを感じさせない美味しさ。中国らしい料理なので、海外からの旅行者にもうれしい。ベジタリアンの方もそうでない方も一緒に楽しめる。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
また、写真ではわかりにくいかもしれないが、使っている器がシンプルな白で統一されデザイン性も高いのは好印象。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
そら豆と高菜のようなものの炒め物。高菜そのものか、調味料かはわからなかったが、発酵食品のような風味が印象的だった。

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
西洋風の食材のサラダの中にはさりげなく中国のスーパーフード?松の実も。キヌアも入っていて、国外のトレンドもしっかり取り入れている。

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試食して美味しかった粽も!

注文も支払いもスマートフォン!?上海イマドキのベジタリアンレストラン「仁人素」
スタイリッシュにまとめられたインテリアも居心地がよく、料理も比較的薄味で脂っこくなくヘルシー。オーダーも支払いもスマートフォンで、IT化も進んたイマドキのベジタリアンレストラン。中国レストランの過去のイメージが払拭されるかも?

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

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