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ブロックチェーン技術の活用で地方創生を支援するプロジェクト。実証実験第1弾は宮崎県綾町の有機農産品

2017 / 03 / 22地方創生


株式会社電通国際情報サービス(以下ISID)のオープンイノベーションラボ(以下イノラボ)、Guardtime(以下ガードタイム)および、シビラ株式会社(以下シビラ)は、ブロックチェーン技術を活用して地方創生を支援する研究プロジェクト「IoVB(Internet of Value by Blockchain)」を立ち上げました。

第1弾の実証実験は、宮崎県東諸県郡綾町(以下綾町)。日本における有機農法の取り組みをリードしてきた綾町と連携し、ブロックチェーン技術を活用した、有機農産品の安全をアピールする仕組みを構築します。2016年10月~2017年3月(予定)

ブロックチェーン技術の活用で地方創生を支援するプロジェクト。実証実験第1弾は宮崎県綾町の有機農産品
綾町は、1988年制定の「自然生態系農業の推進に関する条例」のもと、食の安全を求める消費者のため厳格な農産物生産管理を行っています。綾町の有機農産品は、独自の農地基準と生産管理基準にしたがって「金」「銀」「銅」のランクが付与され販売されていますが、そこにいたるプロセスや価値が、消費者には十分に届いていないという課題に直面していました。綾町は、綾町独自の取り組みの厳格さや、出荷する有機農産品の品質の高さを消費者に向けてさらにアピールしていくため、今回の実証実験に参加しています。

ブロックチェーン技術の活用で地方創生を支援するプロジェクト。実証実験第1弾は宮崎県綾町の有機農産品

綾町の小松菜パッケージ

パッケージのQRコードもしくはICチップをスマートフォン等で読み取ることで、その野菜の生産者や生産地、土づくりから作付け、収穫、出荷までの情報を閲覧することができます。3月25日(土)、六本木アークヒルズにて開催される「ヒルズマルシェ」に出店予定。野菜の生産過程を消費者自身が手軽に確認できる仕組みを、実際にお試しいただけます。

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ヒルズマルシェ開催日:2017年3月25日(土)
開催時間:10:00~14:00 (売り切れ次第終了)
開催場所:アークヒルズ アークカラヤン広場
最寄駅:六本木一丁目駅(東京メトロ南北線)

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■実証実験内容と検証ポイント

~生産管理情報をブロックチェーンで実装することによる効果~
綾町の各農家は、植え付け、収穫、肥料や農薬の使用、土壌や農産物の品質チェックなどを、綾町の認証のもと実施しています。今回の実証実験では、これらすべての履歴を、シビラの製品「Broof」を活用して構築するブロックチェーン上に記録します。綾町はこのプロセスを経て出荷される農産品に、独自基準による認定マークとともに固有IDを付与。消費者はこの固有IDで検索することにより、その農産品が間違いなく綾町産であること、綾町の厳しい認定基準に基づいて生産されたものであること、それらの履歴が改ざんされていないことをインターネット上で確認することが可能となります。ブロックチェーンによるこの公証の仕組みが、消費者の行動に影響を与える可能性があるか、また、仕組みの運用が地方自治体にとって無理のないレベルであるかを検証します。

ブロックチェーン技術の活用で地方創生を支援するプロジェクト。実証実験第1弾は宮崎県綾町の有機農産品

綾町が運営・管理するブロックチェーンの概要


~ブロックチェーンの信頼性担保~

今回の実験で生産管理情報を登録するブロックチェーンは、綾町が運営・管理するいわゆる「プライベート型」のブロックチェーンです。このブロックチェーンを、ガードタイムが提供するブロックチェーン「KSI (Keyless Signature Infrastructure)」と組み合わせることで、情報の信頼性をさらに高めた仕組みとします。IoVBでは、このように2つのブロックチェーンで正当性を保証する仕組みを、PoP(Proof of Proof)と定義し、その実効性について検証します。

ブロックチェーン技術の活用で地方創生を支援するプロジェクト。実証実験第1弾は宮崎県綾町の有機農産品

2つのブロックチェーンによる正当性保証(PoP)の仕組み


▽プレスリリース
https://www.isid.co.jp/news/release/2016/pdf/1019.pdf

◎イノラボ
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生)
ISIDが2011年4月に設置した研究開発組織で、「街づくり」「観光」「スポーツ」などの領域を中心に様々な技術研究やサービス開発に取り組んでいます。これまでにも、大阪駅北口の大型複合施設「グランフロント大阪」における街と来街者とのコミュニケーション基盤の導入や、東京都品川区などとの協働による、訪日客と地域ボランティアガイドのリアルタイムマッチング実証実験などを手がけてきました。その経験・知見を生かし、当プロジェクト全体の企画・運営ならびにシステム構築を担当します。

◎ガードタイム
Guardtime (本社:エストニア、CEO:マイク・ゴー)
エストニアに本拠を置くIT企業です。エストニアが世界に先駆けて導入した、ブロックチェーン技術を活用した行政サービス「e-Estonia」の中核プラットフォーム「X-Road」の開発・運用を行う先進企業であり、ブロックチェーン技術の社会実装において豊富な実績を有しています。当プロジェクトにおいてはその知見と、同社が開発したブロックチェーン「KSI (Keyless Signature Infrastructure)」を提供します。

◎シビラ
シビラ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:藤井 隆嗣)
先進的なブロックチェーンの研究開発およびソリューションを提供する日本発のベンチャー企業です。FinTech以外の領域におけるブロックチェーンの仕組みを先行開発しており、当プロジェクトにおいては、ブロックチェーン構築に関する知見と、データベースとして使用できる独自開発の高速処理ブロックチェーン「Broof」を提供します。

3者はそれぞれの強みを持ち寄り、地方創生にむけた様々な領域において、ブロックチェーン技術を社会実装すべく、今後も多くの企業や自治体とともに調査・研究を進めてまいります。

▽ニュース詳細
https://www.isid.co.jp/news/release/2016/1019.html

▽プロジェクトおよび実証実験に関するお問い合わせ先
株式会社電通国際情報サービス
2020テクノロジー&ビジネス開発室
オープンイノベーションラボ 森田、鈴木
TEL:03-6713-6098
E-Mail:info@innolab.jp