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日本人と自然の関係を、食を切り口に見つめたドキュメンタリー

千年の一滴 だし しょうゆ

2014 / 12 / 17用語解説


日本人が食とどう向き合ってきたのか?その歴史と風土を、根源から見つめ直そうとした作品。日本人と自然の関係を、食を切り口に見つめたドキュメンタリーだ。行きついたのが「だし」「しょうゆ」という2つのキーワード。登場するのは、北海道の昆布漁の家族、九州の焼畑農家、鰹節・醤油・日本酒づくりの職人たち、醗酵のカギを握る商い「もやし屋」、禅寺でつくられる精進料理、京都の料亭、そして赤ちゃんの初めての離乳食を鰹だしでつくる母親・・・。

『千年の一滴 だし しょうゆ』
2014年 / 日本=フランス / 105分(50分+50分)

出演:伏木亨、北本勝ひこ、加藤宏幸 ほか
語り:木村多江「だし」 奥貫 薫「しょうゆ」
監督:柴田昌平
撮影:春日井康夫 音楽:Dan Parry ポスター:市川千鶴子 助監督:松井 至
プロデューサー:大兼久由美 牧野 望 伊藤 純 Luc Martin-Gousset Catherine Alvaresse

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■監督 プロフィール
【監督 柴田昌平 略歴】
1963年東京生まれ。映像作家。初監督作品『ひめゆり』は、キネマ旬報ベストテン・文化映画1位など8冠を受賞。ドキュメンタリー 番組も数多く制作し、NHKスペシャル『クニ子おばばと不思議の森』は、焼畑による森の循環と農家の暮らしを紡いだ異色作で、国内外で大きな反響を呼んだ。 その他、映画『森聞き』、NHKスペシャル『世界里山紀行 フィンランド・森・妖精との対話』 (独・ワールドメディアフェスティバル銀賞)など、海外で受賞した作品も多い。

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■ストーリー

第1章「だし:大自然のエッセンス」日仏合作ドキュメンタリー「千年の一滴 だし しょうゆ」
日本の味の基本、「だし」。これは仏教の肉食禁止令のもと、肉に代わる“うまみ”を探し求めた人々が、およそ千年かけて、雄大な自然から見つけたものでした。最新の食品科学は「だし」が健康によく、理にかなっていることを明らかにしています。 漁師・農家・禅寺・料亭・科学者―。「だし」をめぐる人々の営みを追い、大自然から“うまみ”のエッセンスを取り出してきた日本人の知恵を描きます。

第2章 「しょうゆ:ミクロの世界との対話」日仏合作ドキュメンタリー「千年の一滴 だし しょうゆ」
和食の“うまみ”がつまった調味料(しょうゆ・さけ・みりん・みそ)は、1種類のカビ(麹カビ)によって作られます。 特撮を駆使したミクロの映像で、千年にわたって磨かれた職人たちの知恵と、麹カビによる和食創世のドラマを浮かび上がらせます。

■配給:プロダクション・エイシア