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未来を生きるために知っておきたい多国籍企業のこと

モンサントの不自然な食べもの

2013 / 03 / 4用語解説


モンサントの不自然な食べもの農業大国フランスで150万人が観た、「食」ひいては「いのち」をめぐる、グローバル企業の実態を描いたドキュメンタリー。私たちに身近な食品、豆腐や納豆、ポテトチップなどのラベルにかならずある「遺伝子組み換えでない」という表記。当たり前のように食卓にのぼる遺伝子組み換え作物、「不自然な食べもの」。果たしてそれはどこから来るのだろうか?アメリカに本社を構えるアグロバイオ企業「モンサント社」、世界の遺伝子組み換え作物市場の90%を誇るグローバル企業の、クリーンなイメージに隠された裏の姿をカメラは追う。

『モンサントの不自然な食べもの』2008年/フランス、カナダ、ドイツ/108分
監督 : マリー=モニク・ロバン  カナダ国立映画制作庁・アルテフランス共同製作 協力 : 作品社、大地を守る会、食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク、生活クラブ生協

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■監督プロフィール
マリー=モニク・ロバン Marie-Monique Robin   フランス人ジャーナリスト、ドキュメンタリー映像作家。 1960年、フランスのポワトゥー=シャラント地方の農家に生まれる。ストラスブールでジャーナリズムを学んだ後、フリーランス・リポーターとして南米に渡り、コロンビア・ゲリラなどを取材。 1995年、臓器売買をテーマにした『Voleurs d’yeux(眼球の泥棒たち)』でアルベール・ロンドレ賞受賞。   2003年、アルジェリア戦争でのフランス軍による拷問や虐殺を扱った『Escadrons de la mort, l’ecole francaise(死の部隊:フランスの教え)』でFIGRA(社会ニュースレポート&ドキュメンタリー国際映画祭)優秀研究賞ほか受賞。   2008年、本作『モンサントの不自然な食べもの』がレイチェル・カーソン賞(ノルウェー)、ドイツ環境メディア賞ほか数々の賞に輝く。 現在、3.11以降の福島の農家を取材し、アグロエコロジー、農業を中心とした継続的な社会をテーマにした、世界のオルタナティブ農家を追った作品を制作中。

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■ストーリー
モンサントの不自然な食べものフランスのジャーナリスト、マリー=モニク・ロバンは、取材で世界各国を飛び回る日々を送っていた。行く先々で耳にする巨大多国籍企業「モンサント社」の黒い噂。その真偽を確かめるために、インターネットを使って情報を集め、アメリカ、インド、パラグアイ、イギリスなど現地に赴き、3年間にわたり証言を集めていった。本作は、「モンサント社」の1世紀にわたる歴史を語ると共に、現在のモンサントとその主張を、多くの証言と機密文書によって検証していく。「1ドルたりとも、儲けを失ってはならない」、その企業体質は、はたしてどんな犠牲を私たちに強いるのだろうか。そして、不利と分かりながら、巨大企業と対峙する学者や農家、多くの証言者たちの生きるための闘いは、わたしたちの闘いでもある。

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