(一社)フードトラストプロジェクトは、11月23日(水)東京ミッドタウン日比谷にて、「第3回とことんオーガニックシンポジウム ―藤本敏夫没後 20年記念シンポジウム―」を開催。有機農産物の生産者と都市部の消費者を結ぶソーシャルビジネスの原点を作った大地を守る会 創業者 故藤本敏夫氏らの軌跡を振り返りながらオーガニック業界が描く未来を展望するトークイベントです。
当日は、歌手 加藤登紀子氏(故藤本敏夫氏の妻)を迎えて、農林水産省の官僚・国会議員、有機生産者等それぞれの立場からこれまでの50年を振り返ります。また、哲学者 斉藤幸平氏の講演に加えて、半農半 Xなどの新しい農業スタイルや、みどりの食料システム戦略の実現に向け新しい取り組みを展開する次世代の方々が登壇し「未来の新しいオーガニックな世界」についてトークセッションを行い、未来を展望します。
有機農業これまでの50年、これからの50年を語りつくそう!
第3回とことんオーガニックシンポジウム ―藤本敏夫没後 20年記念シンポジウム―
「有機農業 これまでの50年、これからの50年を語りつくそう」
■開催日時:令和4年11月23日(水)
12:00 ~ 16:30 シンポジウム(受付11:20より)
トークセッション1「有機農業 これまでの50年、これからの50年」
トークセッション2「新しい農業スタイルを語るリレートークとインタビュー」
斉藤幸平氏 記念講演「ポスト資本主義の農と食-持続可能で公正な社会に向けて」
トークセッション3「有機農業、これからの50年 ~対立から連携へ~」
18:30~20:30 懇親会(受付18:00より)
■会場:東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ ホール1
東京都千代田区有楽町 1-1-2
東京メトロ千代田線・日比谷線・都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結
■参加費:
昼の部 (シンポジウム) リアル参加 3,000円・オンライン参加 2,000円
夜の部 ( 懇親会 飲食含むトークセッション ) 6,000円 / 昼夜通し参加 8,000円


「とことんオーガニックシンポジウム」について
「とことんオーガニックシンポジウム」第1回は 2011年6月に憲政記念会館にて 450名の参加者にて開催。当時実施した「オーガニックマーケットリサーチプロジェクト」による市場調査の結果を元に、日本のオーガニックマーケットの市場規模と成長の可能性、今後の課題を明らかにし、オーガニックマーケット拡大に向けて活発な意見交換が行われました。
第2回は 2015年4月に2日間にわたり行われ、1日目は500名以上の参加し、生産・流通・販売・消費者が全国から集まり、有機農業の現状とこれからについて議論が展開されたオーガニック業界の大規模なイベントとなりました。
本年、農林水産省が「みどりの食料システム戦略」を法制化し、2050年までに有機農地を25%に拡大する目標が発表されました。
第3回めとなる「とことんオーガニックシンポジウム」は、日本が「持続可能な環境と食」の実現へ向けて梶を切ったこの節目の年に、これまでの50年の有機農業の潮流を次世代に伝え、更にこれからの日本の農業のあるべき姿、オーガニックな食やライフスタイルの可能性を示すイベントとなります。
主催者「一般社団法人フードトラストプロジェクト」について
フードトラストプロジェクトは、らでぃっしゅぼーや等を創業した徳江倫明が代表を務め、生産者と消費者の絆をとおして、安全や環境に配慮した農業、漁業、林業や地域の取り組みを応援し、その生産物を推奨することによって社会に広く普及していくことを目的としています。生産者と消費者を信頼という絆で結び、地域を育み活性化していくことを目指しています。