デントコーン(Dent Corn)とは、牛や豚、鶏などの家畜の餌として主に利用されている、飼料用トウモロコシです。日本のとうもろこし(穀類)の消費の大部分は、輸入に頼っており、その消費量のおよそ65%は飼料として消費されています。野菜として食べられているトウモロコシの多くは、スイートコーンという種類で、でん粉の含量が少なく、糖分の含量が高いことが特徴。一方のデントコーンは「馬歯種」といい、その名前の通り冠部にくぼみ(デント)ができ馬の歯に似た見た目であること、でん粉含量が非常に高いことが特徴です。
※デントコーン(Dent Corn)は飼料用だけでなく、澱粉(コーンスターチ)などにも利用されています。