プラントベース(Plant Based)とは、植物性由来の素材をベースにしていること。肉、卵、乳製品などの動物性製品を完全に排除した、VEGAN(ヴィーガン)や、菜食主義のベジタリアンの食事とは、一致する部分もあるが、必ずしも同じ意味で使われているわけではない。宗教的な理由、動物愛護などの観点など、様々な理由から動物由来の食品の制限を設けている人の食事、というイメージもあるVEGANとは異なり、「プラントベース(Plant Based)」食は、柔軟な食の選択をするフレキシタリアン層や、サステイナビリティー(持続可能性)を重視する層、健康や美容を目的とした食事を求めている消費者に支持されている。また、「VEGAN」という表記では、特定の層以外の消費者に敬遠されてしまうという懸念から、あえて「Plant Based」という言葉に置き換える企業やレストランも増えている。

※plant based : 本来の発音では「プラントベースド(トゥ)」となりますが、オーガニックプレスでは日本語として認知しやすい「プラントベース」と表記しています。

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