農林水産省は、持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰する「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施。GAPの実践や有機農業・環境保全型農業に取り組んでいる候補者を募集します。応募期間:令和3年6月28日(月)~9月17日(金)
趣旨
農林水産省は、農業生産活動の持続性を確保するため、農業の自然循環機能を活かし、農業生産に由来する環境への負荷を低減する取組として、また、食料の安定供給・農業の持続的発展と地球環境の両立に向け、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進するとともに、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取組であるGAPを推進しています。
また、令和3年5月、食料、農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定したところであり、有機農業の取組面積の大幅拡大や、持続的な農業生産にも資するGAPの導入の推進等を目指すこととしています。
これらの一環として、持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰する「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」を実施します。
表彰対象者
(1)GAP部門(個別経営の部、団体の部、人材育成の部)
応募時点で第三者認証を備えたGAP(GLOBALG.A.P.、ASIAGAP、JGAP)を取得し、かつ、継続的なGAPの取組を通じて、農業経営の改善や持続可能性の確保について顕著な成果を上げている農業者、農業団体及び教育機関等。なお、実需者と連携した取組についても表彰の対象とします。
(2)有機農業・環境保全型農業部門(個別経営の部、団体の部、人材育成の部)
有機農業をはじめとする環境保全型農業の取組を通じて、環境負荷低減や生物多様性など環境の保全等に顕著な成果を上げている農業者、農業団体及び教育機関等。なお、実需者と連携した取組についても表彰の対象とします。