食育は日本人の心の栄養、食文化の糧(かて)となる。

服部幸應の食育の眼「食育は世界を救う」が、2025年11月5日(水)アマゾンより発売開始。食育基本法が施行されて20年。その提唱者であり教育者の服部幸應氏が、2024年10月に急逝する直前まで語っていたこの国の未来の食育ビジョンをまとめた最新著書です。

「食育は世界を救う」と銘打ったその内容は、日々の生活での些細な気づきから日本、世界、地球環境まで視野を広げた食育の大切さと責任を23本のテーマで展開。食育というフィルターを通して見える世界の今と未来を描いています。

そして、今なぜ食育が必要なのか、食育とは何なのか、そして私たちはどこを目指しているのか、そのビジョンが見えてきます。

食育の活動範囲は広く、例えばSDGsの17のゴールすべてが食育活動に含まれています。そして今、全国の市区町村に広がるオーガニックビレッジ宣言とオーガニック給食の波を食育が大きく支え、後押ししています。その未来ビジョンを明確に描いている一冊です。

服部幸應が伝えるこの国の食育ビジョン

001┄私の食育活動の原点
002┄日本の食が危ない
003┄和食回帰のすすめ
004┄どこまで足すのか
005┄食育、3つの柱「選食・共食・地球」
006┄子どもを守れ
007┄愛情の栄養(オキシトシン)もっと
008┄作法に映る礼の心
009┄オーガニックに脚光
010┄広がるオーガニック給食
011┄共食でニート対策
012┄広がる企業の食育
013┄脳に効く朝ごはん
014┄「自炊力」を高めよう
015┄添加物を避け「選食」
016┄自給の現実直視を
017┄SDGsと軸をひとつに
018┄食を改善12の目標
019┄食料を持続可能に
020┄地球の食を考える
021┄食品ロスを止める
022┄食育は世界を救う
023┄食育のあるべき姿
講演録 食育は家庭教育、学校教育、社会教育
(本書の内容より)

媒体概要

■著者:服部幸應
■判型:B6判 184P ソフトカバー
■定価:1,650円(本体1,500円+税)
■編集人:山口タカ(や組)
■発行・発売元:や組

▽Amazon 販売ページ
服部幸應の食育の眼「食育は世界を救う」

山口タカ
大分県佐伯市出身 や組代表 ジャーナリスト&クリエイティブディレクター(出版/マッチングコンサル) オーガニック、アウトドア、食育をテーマに活動。1997年に日本初のオーガニック専門誌「ORgA(オーガ)」創刊。 2001年に「オーガニック電話帳」を自費出版。以来、”ひとり出版社”と称してオーガニックの普及をライフワークとし、全国有機農家や食品メーカー、レストランなどを取材している。漫画「美味しんぼ」第101巻“食の安全”をコーディネートし、作中に“有機の水先案内人”として登場。近著に「東京オーガニックレストラン手帖」(辰巳出版)

▽山口タカ「気が付いたらオーガニック!」
https://organic-press.com/tag/taka-yamaguchi/

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