Der Greissler

ウィーンのオペルンガッセ通り、お外にはBioのハーブが。


店内には美味しそうなパンやチーズも並ぶ、居心地の良いオーガニックショップ。

店内も広々としていて、パレットを重ねたような木の温もり感じるショーケースです。

量り売りもパスタや豆、ナッツにグラノーラ素材になりそうな味付けタイプまで、食べ物から洗剤など身の回りは全て量り売りでまかなえると言っても過言では全くありません。

バルサミコなどの量り売りはガラスで丸みを帯びた可愛らしい形。缶型には外国の方の大好きなゴマペーストのタヒニまでありました!

正規に販売された新品の瓶ではなく、空の綺麗に現れたガラス瓶のリユースをどうぞと置いてあるのもサスティナブルな輪を感じます。

クルカマというウコン商品はターメリックや生姜などスパイスをミックスしてある液体やパウダーで、お湯に加えて飲んだりお酒に加えたりエスニックなコーディアルのようなイメージ。オーガニックやヴィーガンライフは、添加物はじめ削るのではなくこういった生活に少し加えて、遊び心もあり楽しめるエッセンス溢れる商品があると豊かですよね。

さてこちらはビールたち!オーストリアだけでなく、1270年から続く老舗ドイツメーカーやベルギーなど周辺国ラインナップ。ライトなもの、レモンネード味、ヘンプ入り、アルコールフリーまでお店の方が丁寧に教えてくれました。500mlが1.6ユーロなど水と同じほどな価格の安さに驚きます。

OttekringerビールメーカーさんのFassbarは、空になった瓶にビールをまた注ぐ機械。上記の棚コーナーにも缶製の蓋ではなくNeufeldner社などはゴム栓で何度も閉めれる形のものがあり詰め替え利用するためということですね。フードマイレージな輸送コストが下がるだけでなく、お気に入りの瓶で飲め、2週間持つことも売りだそうですよ♪

LEBER OHNE


こちらも量り売りも行うオーガニックショップ。

野菜の緑のかごに布をこのように敷くだけで雰囲気を出している、この少しの違いがお店作りの大きな違いなんですね。

紅茶やフラワーティー量り売りも、どのお店にもあります。そして、キッズが大好きグミも種類が豊富で、オーストリアのティーツリーオイル入りや生姜の砂糖つけなどまでありました。

日用品も充実。固形シャンプーはじめハンドクリームなどもパッケージが紙製なのはもう珍しくない感じ。

サニタイザー系は布ナプキンだけでなく、シリコンカップカップももちろんあります。


デンタルフロスはプラスチックではなくガラス瓶入り、そしてデザインも可愛い。私は歯間ブラシをよく使うので購入しました。0.4mmとや0.5mmなど0から3というサイズ分けがありましたよ。オーガニック認証付きの粉歯磨き粉もあるので完璧に口内ケアできます!

冷蔵エリアにはサーモンやソーセージ、魚介も肉もビオ認証付きです。Hielというメーカーはベジタリアンソーセージやヨーグルトなど積極的に作っていて素敵。動物からではないココナッツ油脂などを使ってく作られたベジタリアンラードまで!!

こちらのお店もチーズやパンが入り口に揃っていて、少しカウンターのようになっているのでカフェ利用としても楽しめます。

Warenhandlung

ちょうどビオの野菜が、お店に宅配されているタイミングに伺いました。

こちらは量り売りやオーガニック食品、日用品を扱うお店なのですが、大きな特徴がベーカリー!

今ウィーンで大人気のOfferlはじめ、オーガニックに拘った銘ベーカリーが一同に集まるスポットなんです。

私はまだオーストリアに来てアプフェルシュトゥルーデルを食べていなかったので、Backerei Kolmのものをいただきました。りんごだけでなくフレッシュなグレープまたはレーズンなどがたっぷり、甘さ強烈でなく美味しかったです。AusnhmsweiseのヴィーガンマフィンやGragger&Cieのパンもお惣菜系まで沢山の種類がありましたよ。カフェエリアも暖炉があったりと雰囲気いい感じ。

量り売りではハンドクリーム系のバームも自分で缶に詰めたりできるタイプがありました。香りを確かめながら詰めていくのって楽しそう。

みそもハーブブレンドしてあったりとパッケージも可愛くて、さらにオーガニック認証付きでこのアイディアは逆輸入したいくらいですね。

番外編

イタリアだけでなくオーストリアにもジェラート屋さんがいっぱいあり、オーガニック素材を使ったお店も目立ちます。

eis Greissler
オーストリアの伝統的なレストランではパンプキンシードオイルがサラダが提供される時に便でテーブルに提供されることがあります。上の緑色はそんなオーストリアでは定番なのかパンプキンシードオイル味、そして下はヴィーガン対応したチョコレートです。ベースはオーガニックミルク使用、ザルツブルク店に伺ったのですがウィーンにも沢山お店がありますよ。

LA ROMANA
イタリアのリミニ発のジェラート屋さん。ザルツブルクの賑わう中心エリアにあるお店。カップには100%BIOと書かれ、一瞬プラスチックに見えますがスプーンも土に帰るCOMPOSTABLE素材と表記がありましたよ。

veganista
ヴィーガン専門店もウィーンにあります。

街中にvegan(ヴィーガン)やraw(ローフード)、mindful(マインドフルネス)なショップ溢れていました。オーストリア、移住しなくとも数週間でも音楽とアートに触れながらリトリート的な過ごし方できそうですね♪

この記事を書いた人

GnR 代表 古屋 真衣

大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている。

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