加工助剤(かこうじょざい)は、食品の加工の際に使われる食品添加物で、
1.完成前に除去されるもの
2.その食品に通常含まれる成分に変えられ、その量を明らかに増加されるものではないもの
3.食品に含まれる量が少なく、その成分による影響を食品に及ぼさないもの
食品添加物は、原則として物質名で記載し(食品衛生法施行規則)、その記載順序としては原材料の後に記載することがJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)により定められているが、「加工助剤」については、その表示の省略が認められている。
◎加工助剤の定義
食品の加工の際に添加される物であって、当該食品の完成前に除去されるもの、当該食品の原材料に起因してその食品中に通常含まれる成分と同じ成分に変えられ、かつ、その成分の量を明らかに増加させる者ではないもの又は当該食品中に含まれる量が少なく、かつ、その成分による影響を当該食品に及ぼさないもの。