日本オーガニック会議は、持続可能な食文化の日である6月18日(土)に設立のお披露目も兼ねて、初めての一般公開のオンラインイベント「第1回日本オーガニックカンファレンス」を開催します。
会議では、日本オーガニック会議実行委員会が、オーガニック推進のための課題共有や方向性策定に向けて議論し、オーガニック推進に向けた多様なステークホルダーの連携創出を目指します。
世界的な気候変動による被害の激甚化や生物多様性の急速な喪失を受けて、4月22日の参議院本会議において農業の脱炭素と環境負荷低減を推進する「みどりの食料システム法」が成立しました。また、長期化するロシアによるウクライナ侵攻等により、食料自給率が 38％しかない日本を含む世界の食料安全保障が危機的な状況に陥っています。会議では、有機農業など環境調和型農業やオーガニック市場の拡大を通じて、これらの問題にどう貢献できるかも検討される予定です。
第1回 オーガニックカンファレンス開催概要
第1回日本オーガニックカンファレンス
テーマ：「みんなで創ろうオーガニック新時代」
日時：2022年6月18日（持続可能な食文化の日）9:30～15:30
場所：Zoomによるオンライン開催・一般公開
参加費：1.000円 ※資料提供 実行委員、大学生以下無料
主催：日本オーガニック会議
プログラム
9:30～9:50 第一部＜オープニング＞20分
①日本オーガニック会議活動報告 決意宣言
②開会挨拶 設立宣言
③祝辞ビデオメッセージ
9:51～12:00 第二部<実行委員からの発表～活動内容と課題共有> 約130分
④実行委員によるプレゼンテーション（約40名×各3分）
12:01～12:59 ＜休憩＞ 60分
13:00～15:29 第三部＜議論＞
⑤ブレイクアウトセッション 実行委員が6室にそれぞれ分かれ議論
⑥各部屋ごとの発表 各部屋代表（実行委員）より発表 30分 5分×６名
⑦議論 各部屋代表6名よる最終議絵論 ※グラフックレコーディング
15:31～15:45 クロージング
今後のスケジュール
・6月下旬【設立宣言】第１回日本オーガニックカンファレンス⇒実行委員会からのそれぞれの立場からの情報共有と問題定義の場⇒連携創出の場。
・7月〜8月 抽出された課題解決に向けて、2023年度に向けた政策提言作成などを進める。
・9月中旬 第２回日本オーガニックカンファレンス ※第7回オーガニックライフスタイルEXPO併催
※9月は以下3点の会議・イベントを軸に開催
①第１回カンファレンスからの流れを汲んだ政策提言案の発表
②農業・自然環境・気候危機・生物多様性・エシカル等の多様な切り口でのフォーラム開催
③官民連携会議等
日本オーガニック会議とは
日本オーガニック会議は、持続可能な社会の創出を目指し、有機農業を核とした持続可能な農業と食を次世代につないでいくため、有機農業やオーガニックライフスタイルの普及を進める有志で 2021年6月に設立準備会を発足。同年12月に全国有機農業推進協議会(全有協）、持続可能な農業を創る会、有機農業参入促進協議会(有参協)、日本有機農産物協会などの主だった有機農業団体が呼びかけ、生産者・消費者・事業者・環境団体・自治体・行政等の幅広い関係者が集って意見交換や政策提言等、社会の行動変容を喚起するプラットフォームとして設立しました。
