インターネットリサーチ等を行う株式会社NEXERとムスビ倶楽部（有限会社ムソーリテイルサポートシステムズ）が、全国の男女1000名を対象に、「オーガニック食品への意識」についてのアンケートをおこないました。

オーガニック食品を意識している方は2割近くという結果になり、そのうちの58.6％が「味の美味しさも求めたい」と回答しています。オーガニック食品は健康志向だけでなく、味へのこだわりも満たせる選択肢として注目されています。

「オーガニック食品への意識に関するアンケート」調査概要

■調査期間：2025年5月16日～ 2025年5月26日
■調査機関：株式会社NEXER（自社調査）
■集計対象：全国の男女
■有効回答：1000サンプル
■調査方法：インターネット調査
■質問1：普段の買い物で、オーガニック食品を意識して選んでいますか？
■質問2：オーガニック食品を選ぶ理由を教えてください。
■質問3：オーガニック食品に求めたいことをすべて選んでください。
■質問4：中でも、もっともオーガニック食品に求めたいことをひとつだけ選んでください。
■質問5：その理由を教えてください。
■質問6：オーガニック食品を選び始めてから変わったことはありますか？
■質問7：具体的に何が変わりましたか？

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

18.6％が普段の買い物で、オーガニック食品を「意識している」

普段の買い物で、オーガニック食品を意識して選んでいるかの質問に対し、合計でおよそ2割の方が、普段の買い物でオーガニック食品を「意識している」と回答しています。

オーガニック食品を選ぶ理由は？

●SDGsに貢献出来ている気がするから。（10代・男性）
●健康を維持するため。（20代・男性）
●身体に安心な物を摂りたいから。（20代・女性）
●体にも環境にも優しいことをしている気持ちになれるし、安心だから。（30代・女性）
●ガンサバイバーなので添加物の摂りすぎが気になる。（30代・女性）
●身体のためにできるだけ無添加の食品を購入したい。（40代・女性）

オーガニック食品を選ぶ理由としては、「健康維持」や「安心して食べられるから」といった身体への配慮に加え、「環境への配慮」や「SDGsへの貢献」を意識しているという声が多く寄せられました。

オーガニック食品に求めたいこと、87.1%が「安全性・無農薬であること」

「普段の買い物で、オーガニック食品を意識している」と回答した方に、オーガニック食品に求めたいことをすべて選んでもらいました。結果、87.1％と9割近くの方が「安全性・無農薬であること」を求めたい、と回答しています。

中でも、もっともオーガニック食品に求めたいことをひとつだけ選んでもらいました。すると、「安全性・無農薬であること」がもっとも多く、45.7%の方が回答しています。

「安全性・無農薬であること」回答理由

●オーガニック食品というなら最後までオーガニックであってほしいので。（20代・女性）
●農薬がいちばん健康に悪そう。（20代・男性）
●手間暇かけて丁寧に作られていること。（20代・女性）
●値段が高くても安全性が高いなら食べたいと思うから。（30代・女性）
●口にするものは安全が一番重要だから。（30代・女性）
●今は大抵のものに農薬が使用されているのと思うので、オーガニックや有機のもので安心を得たいため。（50代・女性）

「添加物や保存料が使われていないこと」回答理由

●余計なものが入っていない方が体の健康に良くていいなと感じたから。（30代・男性）
●添加物がない方が消化に良さそうだし味も美味しいから。（30代・女性）
●体に良さそうなものを取り入れたい。（50代・男性）
●自分で家庭菜園をしたときに無農薬で大量の野菜は作れないと思った、スーパーで大量に同じ商品で無農薬はありえなく人がかなり必要で価格も高くなるはず。せめて添加物は少ないに越したことはない。（50代・女性）

「味がおいしいこと」回答理由

●美味しくなかったら食べたくないから。（30代・女性）
●自然の味わいがあります。（40代・男性）