創業以来、日本の伝統的な和素材に革新を加え続けてきた有機あんこのパイオニア、株式会社遠藤製餡がブランドを刷新!有機製品のさらなる普及と海外展開を見据え、これまで展開してきたオーガニック商品群を「en Far East Organic(エン ファー イースト オーガニック)」としてリブランディング。パッケージも統一し、従来の小豆製品に加え、さまざまなオーガニック原料を活用した商品群を順次展開していく予定です。

低糖度の追求が導いた“有機”の世界

遠藤製餡とオーガニックとの縁は、今から40年以上前、1984年に遡ります。当時としては極めて先進的だった「低糖度あん」の開発に取り組む中で、「味を損なわずに糖分を減らすには、原料そのものの質を極限まで高める必要がある」という信念に辿り着きました。良質なあずきを求めてたどり着いた答えは、「最良の小豆は、最高の土壌でしか育たない」というもの。

こうしてスタートした同社のオーガニックプロジェクトは、1998年に製品化、2006年には有機JAS認証も取得。20年以上にわたり、有機素材を使ったあんこやスイーツを日本全国へ、そして世界へお届けしています。

「そのまま食べておいしい」常識を覆す市販用あん

特に注目されるのは、Brix(糖度)約41という低糖度を実現しながらも、小豆本来の風味とコクをしっかりと味わえる“有機あん”シリーズ。市販あんこでは糖度60前後が一般的とされる中、甘さを控え、かつ満足感のあるあんこは、健康志向の消費者にとって新たな選択肢となっています。使用する有機砂糖にもこだわり、すっきりとした後味と自然な甘みが特徴です。

ブランド名に込めた想い

「en = 縁」「Far East = 日本から」 

このたび立ち上がる新ブランド「en Far East Organic」には、同社のオーガニックに対する哲学と、日本から世界に向けて自然循環型社会を提案するという意思が込められています。

en = 縁(えん)・円(サステナブルな循環) 

Far East = 東の果て、日本から世界へ 

ブランド創業者の言葉を借りれば、「すべては弧を描き、円のように循環している」。製造者と生活者を“縁”で結び、共に支え合うものづくりを目指す姿勢がここにあります。

遠藤製餡について

遠藤製餡は1950年に誕生し、戦後の傷跡がまだ残る時代に甘さを求める人々に応えてきました。半世紀以上にわたり、製餡業のパイオニアとして、先進の技術力と矜持をもって社会のニーズと顧客の要望に応えてきました。業務内容は、餡の素材提供だけでなく、和・洋菓子のOEM生産から自社ブランドの商品化まで幅広く展開しています。

▽株式会社遠藤製餡
http://www.endo-s.co.jp/

▽公式オンラインショップへ
https://endoseian-shop.com/

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