
Taro Terasawa©2025Patagonia,Inc.
パタゴニア プロビジョンズより、国産不耕起有機大豆を使用したオーガニック味噌の新味が仲間入り!「オーガニック味噌 白米」「オーガニック味噌 玄米」の2種、持ち運びに便利なトゥー・ゴーと600gの2サイズ、計4製品が2025年4月24日(木)新発売。
土壌を掘り起こし、かきまぜ、ひっくり返す「耕起」を減らせば、土壌の侵食を削減し、土壌の水分を保持し、土壌に有機物を蓄積していくことで大気中の炭素を土壌に取り込むことができます。千葉県匝瑳市にてソーラーシェアリングの下の畑で有機JAS認定を受けて管理しているThree Little Birds合同会社において、種まきする場所以外は耕起しない「不耕起管理」で栽培した大豆を、自家採種の蔵つき麹菌で天然醸造しました。 約10カ月間長期熟成しており、白米味噌の甘みは味噌汁によく合い、個性豊かな玄米味噌は料理を引き立てます。
オーガニック味噌 白米

©2025Patagonia,Inc.
原材料:有機米(兵庫県産)、有機大豆(千葉県産)、食塩
■オーガニック味噌 白米 600g / 1,490円(税込)
■オーガニック味噌・トゥー・ゴー 白米 200g / 778円(税込)
オーガニック味噌 玄米

©2025Patagonia,Inc.
原材料:有機大豆(千葉県産)、有機米(千葉県産)、食塩
■オーガニック味噌 玄米 600g / 1,490円(税込)
■オーガニック味噌・トゥー・ゴー 玄米 200g / 778円(税込)
製造元:マルカワみそ株式会社 (福井県越前市)
温度帯:高温多湿を避け、常温保存可能。開封後も常温保存可能。常温で熟成が進むため、開封時の味を保つ場合は冷蔵保管。
発売場所:日本限定
パタゴニア直営店(オーガニック味噌・トゥー・ゴーは全店取り扱い。オーガニック味噌は鎌倉、京都、大崎、渋谷、梅田の5店舗での取り扱い)、パタゴニアオンラインストア、FOOD&COMPANY全店、コープ自然派、ヤマダストアー一部店舗、信濃屋 六本木店・食品館・cask、ムスビガーデン 青葉台店・千歳烏山店、グリーンコープいとしま店、ビオあつみエピスリー浜松。
リジェネラティブ・オーガニック認証における不耕起管理

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今こそ食料と繊維のシステムに明確かつ計算された変化を引き起こすべき時だという信念のもと、2017年に、パタゴニアは複数の団体と協同で、世界最高水準のオーガニック認証としてリジェネラティブ・オーガニック(RO)認証を確立しました。RO認証はオーガニック農業を実践した上でさらに前進し、気候変動と戦うために土壌の健康を高めることを優先します。RO認証を取得するには、土壌の健康、動物福祉、労働者に対する公平性のそれぞれで厳格な基準を満たす必要があり、土壌の健康の中に、最小限の土壌撹乱や輪作などが含まれています※1。
「最小限の土壌撹乱」とは、土壌への人為的な撹乱の影響を可能な限り最小化することであり、「なるべく耕さない」ことを意味します。人が直接管理しない替わりに、カバークロップなどの植物やミミズなどの土壌生物の生態学的な働きを発揮しやすい環境条件を整えることによって、自然に則した方法で土壌の健康を高めていきます。パタゴニア日本支社は、2021年より、茨城大学農学部 小松﨑 将一先生(不耕起有機栽培研究の第一人者)、神戸大学農学部 庄司 浩一先生(農業機械の専門家)の研究協力のもと、Three Little Birds合同会社とRO認証取得をめざして不耕起と輪作など、土地利用型作物の栽培体系づくりに取り組んでいます。この取り組みにおける2023年産の有機大豆収穫量は823.5 kg。面積当たりの収量では、2022年産との比較になりますが、千葉県や全国平均と同等以上の実績を得ることができました※2。
※1:リジェネラティブ・オーガニック認証のフレームワーク
https://issuu.com/patagoniajp/docs/framework_regenerativeorganiccertified
※2:
ソーラーシェアリング支柱際の非作付け面積を含む2023年産反収:117.3 kg/10a
ソーラーシェアリング支柱際の非作付け面積を除き、露地での一般栽培と条件を揃えた場合の2023年産反収:198.0 kg/10a
ネットゼロ達成に向けたソーラーシェアリングへの投資

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パタゴニア日本支社は、2040年までにサプライチェーンを含むパタゴニアのビジネス全体で温室効果ガス(GHG)排出量を. 実質的にゼロ化するネットゼロ達成を目標としており、排出する二酸化炭素排出の90%以上を占めるサプライチェーンを通した環境フットプリント削減に長年取り組んでいます。その一方で、使用エネルギー自体を転換するために、2018 年から、千葉県匝瑳市の市民エネルギーちば合同会社が運営する2つのソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)と、兵庫県豊岡市の(株)坪口農事未来研究所が運営する4つのソーラーシェアリングに投資しています。匝瑳の2プロジェクトで発電された電気は、パタゴニア東京・渋谷ストアをはじめとする関東地方の店舗、オフィス合計7施設で使用しています。
オーガニック味噌に使用している不耕起有機大豆は、パタゴニア日本支社が投資し、市民エネルギーちば合同会社が運営するソーラーシェアリングの下の有機JAS認定圃場で生産され、Three Little Birds合同会社が営農管理を行なっています。
▽パタゴニア プロビジョンズ公式サイト
https://www.patagoniaprovisions.jp/
▽パタゴニア プロビジョンズ公式インスタグラム
@patagoniaprovisions.jp