マレーシア首都クアラルンプール。こちらは後で紹介するスーパーマーケット、AEONや百貨店ISETANはじめ、百均ダイソー、レストランやカフェなども日本企業が続々と進出している印象です。その中で、オーガニックがどんな形で根付いているか見てきました。
1 Utama shopping centre(ワンウタマ ショッピングセンター)にある、イオンの入り口すぐにまずこの看板!
このRadiant codeはマレーシアで2000年からはじまった、信頼できるオーガニックを意味し、お近くの国ニュージーランドのオーガニック認証などともパートナーを組んでいます。地球マークの下には農薬や添加物不使用、NoGMO(非遺伝子組み換え)のほかにMinimally Processedなど、手を加えることを最小限にする発想なども加わってますね。
そして中に入ると、小麦やライスなどの穀物も棚の左から右までぎっしりorganic productsや、natural productsです。イオンが日本でも展開するTOP VALUEのグリーンアイシリーズも少しありましたよ。
オーガニック野菜コーナーもこれだけの品揃え。普通の野菜コーナーより割高ですが、お客さんも絶え間なく手にとってました。
関心度が高いなと思うのは、オーガニック野菜コーナーの上には残留農薬など気にする人のために野菜用の洗剤も近くに置いてあるところ。
タイからきているオーガニックキノコたちも充実の品揃えです。
マレーシアのオーガニックファームのベリーには日本語の新鮮やさいというテープが使ってありました。見たことないオーガニックマークが沢山あって混乱しそうです。後で勉強したいと思います。
EUのオーガニックマークがついたベビーフードのコーナーも凄い品揃えでした。日本には有機JAS認証のオーガニック離乳食はあっても、オーガニック粉ミルクはないですものね。もちろん安くはないです。
次に同じ1 Utamaの中にあるオーガニックショツプOPIKAへ。
こちらはレストランもあり、スーパーフードはじめ、その場でウィードクラスショットなども飲めます。
こちらも赤ちゃんやキッズ向けの歯磨き粉やローションなどの商品も充実して、cruelty freeでもありました。お母さん層からもオーガニックが支持されている証拠ですね。
お店の中にはOPIKAのPBの塩や穀物などもありましたよ。
続いてMid Valley Megamallの中にあるお店を見に移動です。メガモールの名にふさわしいお店の数々と、日曜に行ったので人の多さに酔うくらいの賑わい!日本企業が進出したい気持ちもわかります。
こちらは1999年マレーシアではオーガニックが新しかった頃からスタートしているJust Lifeさん。オーガニック製品の品揃えはもちろん、作り手や農家さんたちを守るフェアトレードやdown to earthなどのマークやハンドメイド製品、ローカル製品などもかなり意識されていました!自分たちの健康だけでなく、地球のためにエコな洗剤などライフスタイル製品も充実しています。
続いてBMS organics。空港にもあったり有名なお店です。
オーガニック食品やグルテンフリーのお菓子、オーガニックベビーフードはもちろん、オーガニックコットンの女性の生理用品もありました。日本でも経皮毒を意識してポリマーフリーのものなどでていたり、布ナプキンはありますが、オーガニックコットンの使い捨ては贅沢!オーガニック認証つきの下着は男性ものも数種類置いてありましたよ。
全体的に品揃えが豊富すぎるくらいで、ちゃんとものが循環するか心配なぐらいのオーガニック市場でした!
この記事を書いた人
GnR 代表 古屋 真衣
大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている