憧れのダイビングスポットの一つ、エジプトの紅海にある街ハルガタに潜りに行ってきました。

その間にも、まだまだ戦争が。イスラエルがイエメンの紅海エリアを攻撃したニュースも入り、仲介役カタールまでも・・・。

エジプトに30年住む日本人スキューバダイバーオーナー曰く、イスラム9割弱の大国エジプトの国境を開いた途端、この戦争は予想外の広がりを見せてしまうことは皆の暗黙の了解。よって、かなり近いシナイ半島のエジプト領土も穏やかなのですね。もちろんこれだけ円安の中で、それに対するエジプトポンドは数年前の半分なので生活は大変そうではありますが。

文明繋がりでギリシャはエジプトと地中海を挟んで戦いも繰り広げながら発展してきました。プトレマイオス朝初期にはエジプトとギリシヤの神々を融合させるために、混合神セラピスが創造されたりと博物館に行くとだんだんと混合していく様子が見受けられます。

さて、終わらない戦争に胸が痛く話がそれましたが、アテネのオーガニックショップを見てきましたので紹介いたします。

中心地シンタグマSyntagmatos広場の近くにおしゃれオーガニックショップがありました。

KAMPOS BIOMARKET

流石のギリシャ、ハチミツのセレクション。

店内の木のモニュメントや、壁のデザインペイントも可愛いです。

フムスやファバの即席パウダーが販売されていて、水で溶いて簡単にできちゃいます。

ハーブも圧巻のセレクトで、素人が手に触れてはいけないオーラも。プロフェッショナルな使い方をぜひ専門家に聞いてみたいなと思いました。

4 Seasons Bio – Organic Food Market

ケトジェニック対応のパンやデーツやナッツバーなどの商品が多いイメージ。

そして、引き続きヨーロッパはプロテイン摂取に積極的な印象です。

オーガニックハーブエリキシールなどのデザインがポップで可愛い!

ショップバッグもシンプルでおしゃれです。

グリークヨーグルトもたくさん、チーズもたくさん、夢の国ですね。冷蔵庫の扉に白いペンで手書きのポップ、よく見かけるのですが分かりやすくて使いやすいです。奥の野菜やフルーツコーナーはもちろん量り売りです。

オモニアOmonia広場の近くに移動しました。

こちらBiologiko Xorioはパルテノン神殿支店で詳しくお伝えします。街にいくつもビオショップがあって、いいですね。

ΒΙΟΦΩΣ

どちらのお店も8時や9時など早くから営業時間なのも嬉しいところ。夜も21時くらいまで開かれていて、アテネは基本的に日曜は定休日です。

歩道沿いの大きなお店には、薬局かのようにたくさんのサプリや薬が揃っています。

少しパルテノン神殿に近づくと、倉庫のような外見のオーガニックショップがあります。

Βιολογικό Χωριό

欧州のユーロリーフと、BIOTUV認証でオーガニックを証明されてましたよ。

エンマーコムギの発酵させてない平らなパン、ラガナ (Λαγάνα)は、サラ・デフテラ(クリーンマンデー)復活祭に向けての断食期間の始まりの日に食べられるそうです。

Green Villageは写真のような無投薬なオーガニックミートはじめ、はちみつやタヒニなどPB商品たくさん作られてましたよ。

こちらは一般的なスーパーで買った、ヴィーガンヨーグルト。アーモンドミルクで作られていて、色は真っ白なグリークヨーグルトと違って茶色でナッツの香りもするので、完璧な代替品とは言えませんが、おいしかったですよ。

コンパクトなアテネ中心地。紹介したお店は全て20分徒歩圏内にあります。

中継地サントリーニ島での朝日と共に、1日も早く戦地に平和な日が訪れることを願います。

この記事を書いた人

GnR 代表 古屋 真衣

大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている。

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