一通り、ショップを巡ったあとは、同僚とランチを買って屋上で食べました。私はそば粉のラップサンドイッチ。中身は、ステーキにしました。お肉も野菜もボリューム満点で大満足の美味しさでした。以前恵比寿にあったというこちらのお店「ガレットスタンド(GALETTE STAND)」は現在、出店先を探しているそうです。会社のある中目黒にできたらいいのですが~。

ビールは、2軒出店していたクラフトビール屋さんのうち、FAR YEASTさんのもの。自社ビール工場は現在、山梨に作っているところで、これまではベルギーや日本の工場に委託して製造してきたそうです。私がこの日いただいたのは、「馨和 KAGUA」という和をテーマにしたラインの、blan(白)のほう。ゆずの香りがふわっとやわらかく、山椒のスパイシーな香りと絶妙なバランスで、8%という高いアルコール感を感じさせない飲み心地でした。プライベートできたら飲み比べセットに手を出していたかもしれません。(笑)

もう一軒のクラフトビールは、軽井沢のCOCONOHOP(ココノホップ)。「オットンオーガニックビール」と「コカゲビール」、2つのブランドを企画・展開しています。レセプションパーティーではビンのまま提供していました。私は、コカゲビールのピルスナーをいただきましたが、とても香りがよく、飲みやすく、美味しかったです。

同僚が食べたのは、恵比寿にあるオーガニックレストラン「キッチンわたりがらす」のカレー。デザートに苺もついているのがいいですね。

芝生で思い思いにランチしたり、休憩したり。お客さんもスタッフさんも入り混じって過ごす穏やかな時間は、オーガニックなイベントならではかもしれませんね。

屋上では、フードだけではなく、エシカルファッションのブースもありました。EFJ storeというエシカルファッションジャパンが運営するオンラインストアが複数ブランドで出展していました。EFJ storeは、国内外の厳選エシカルアイテムのセレクトショップだそうで、デザイン性の高い商品が魅力的でした。買い物をすると、飾りつけに使っているボンボンを1つプレゼントしてくれました。

私は、華奢なデザインにひかれて、Phuhiep(フーヒップ)のピアスを購入しました。日本でデザインと材料を用意し、ベトナムの貧困地区で育った女性たちが手仕事によって作っているハンドメイドアクセサリーです。かわいくておしゃれで、それが女性たちの自立支援につながっているというエシカルアクセサリーは、買う人も売る人もハッピーになります。

カラフルさに目を奪われた布ナプキンは、REMEDY GARDENのもの。憂鬱な生理も、布ナプキンを使うと、おなかの冷えもなく、お手入れかんたん。重曹をお湯に入れて浸しておくだけで、ごしごしせずに綺麗に経血が落ちます。紙ナプキンでは汚く思えていたものが、水ににじみでた色はとても綺麗で、いとしく思える、と聞いていた通り、それを実感することは間違いありません。

POPな柄のウェアやヨガマットバッグを作った残布で作ったヘアバンドも売っていました。カラフルな生地は、どれにしようかと選ぶ楽しさがあります。REMEDY GARDENの姉妹ブランドYESのもの。

レセプションパーティの模様。女性が大多数を占めるイメージがあるヨガですが、インストラクターには男性もいますよ~。ヤスシ先生と、柳本和也先生の2ショットです。

色鮮やかなフィンガーフードは、ベジタリアンが中心でした。

オーガニックライフTOKYOのレセプションでは例年、ヨガのイメージアップに貢献した人に贈られる“ヨガピープルアワード”presented byヨガジャーナル日本版が発表されます。今年の受賞者は吉川ひなのさん。過去には、長谷川潤さん、野沢和香さん、アンジャッシュの児島さんなどが受賞しています。

オーガニックライフTOKYOの、特にフードの出店で感じたところですが、大企業や有名ブランドというよりは、“エシカル”“オーガニック”など社会や環境に対するマインドが強く、志を感じる個人商店やブランドが出店していました。このムーブメントが積み重なり、大企業や有名ブランドに影響を与え、やがて社会や環境への影響し、世の中をも動かすことになったら素晴らしいと思います。

この記事を書いた人

スタジオ・ヨギー/ヨギー・マガジン
コンテンツディレクター 七戸 綾子

studio yoggy presents「ヨガをする人たちのほんとうのところ」
ヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」を全国20カ所に展開する株式会社ロハスインターナショナルにて、コンテンツディレクターを務める。音声アプリ「音ヨガ」「寝たまんまヨガ」の企画・制作、広報誌やオウンドメディアの編集を経て、2016年「ヨギー・マガジン」を立ち上げ、ヨガにまつわる記事やストーリーを発信している。

これまで一番効果があったダイエットは、炭水化物、脂肪、糖分を抜く“リセットダイエット”だったが(-9kg減)、元来の食いしん坊が災いしてあっという間にリバウンド。鍼灸師であり食事療法士の辻野 将之氏に、東洋医学に基づいたホリスティックな視点を学び、食養生ジュニアコーディネーターに。現在は、旬のもの、ナチュラルな素材のものを美味しく食べることを心がけている。

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