バリ島のウブド(UBUD)という、ビーチよりジャングルや森林の中のエリアへ。だいぶ奥まったところにある菜食(plant based)レストランmoksaへ伺いました。
moksaは、ヴィーガンレストランではなく、自家菜園の無農薬野菜をたっぷり使っているんです。こちらでは「オーガニック認証」は現地の人があまり認識していないので、ORGANIC(オーガニック)より「NO PESTICIDE」 や「NON CHEMICAL」などのほうが通じやすいです。
一見普通の家庭菜園のように見えますが、ここがすごいのは、permaculture(パーマカルチャー)を実践しているところ。
プランターもプラスチックのものではなく、竹を使っています。
レストランで提供されるコンブチャのストローも植物の茎でした。土に還るものを使う、ゴミを出さないという意識がありますね!
うどんのように見えますが、こちらはココナッツの果肉を麺に見立てたもの。アイディアですね!
そして、料理で使われた後のココナッツの皮は、捨てずに土手のように再利用されてました。
マイクロ水力発電のようにも見えますね。同じくバリにある建造物が全て竹でできているエコビレッジの「Green Village」では、エネルギーを全てマイクロ水力発電でまかなっているそう。次回はそちらにも伺いたいと思います。
こちらはRAW FOOD(ローフード)かVEGAN(ヴィーガン)対応のラザニアです。乳製品を使っていませんが、ナッツクリームが濃厚でした。
パスタもベジヌードルです。
デザートもアイリッシュモスを使ったロースイーツや、ヴィーガンアイスなど沢山ありました。
日本では生きていけますが、ベジタリアンの友人などは、まだ楽しんで食事を選べないと言っています。サラダが作れるのであれば、工夫次第でヴィーガン料理は作ることができますし、外食産業はもっとメニューの選択肢を増やしてあげて欲しいですね!
こちらに来て思ったのは、日本ではローフードや菜食料理は酵素や栄養をとるため、ダイエットのためなど流行りのように扱われているイメージですが、加熱をしたり沢山加工しないことはある意味エネルギー的にecoなんだなと言うことです。オーガニック野菜なら皮まで食べれたりすることもゴミを出さないことになりますしね!
この記事を書いた人
GnR 代表 古屋 真衣
大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている。
https://www.instagram.com/mai_furuya/
GnR 代表 古屋 真衣
大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている