リンデンホールスクール中高学部は、2025年11月1日に開催された「食育・地産地消月間キックオフイベント」において、オーガニック給食の取り組みが県産農林水産物の消費拡大に繋がる活動と高く評価され、「ふくおか農林漁業応援団体」として表彰を受けました。

この表彰は、地元農林漁業への理解促進や地域食材の積極的な利用を行う団体を称えるもので、県内の学校・企業・団体などが選定されています。

表彰式に参加した代表の生徒

表彰式に参加した高校2年生と中学2年生の代表生徒のコメント

「自分たちの給食が農家の方も応援できているという点が、改めて素晴らしいなと感じました。」

「このような表彰を受ける給食を誇りに思います。」

オーガニック給食について

「身体は食べたもので作られる」という考えのもと、リンデンホールスクール小学部・中高学部では、子どもたちの健やかな成長と環境保護を最優先に、2019年9月から学校給食の一部にオーガニック野菜の使用を開始し、2021年4月以降は野菜が100%オーガニックになりました。

2024年、学校給食として日本初の「有機料理を提供する飲食店等の管理方法」(JAS0004)の認証を取得しています。

小・中高それぞれのカフェテリア内の厨房で、毎日調理を行っています。

有機野菜を育てる農園の方、旬の食材を生かしながら子ども達の成長にふさわしい栄養バランスを考える管理栄養士、子どもの味覚に合わせ美味しさを追求する調理師らと共にチーム一丸となって取り組んでいます。

食育の一環としては、給食で出た野菜や果物の皮などは、生徒がコンポスト(堆肥)にし、それを使って校内外の畑等で野菜を育てる取り組みも行っており、このような活動から、生徒たちが循環型の仕組みを理解し、環境問題やフードロスなどの社会課題にも意識を向けるきっかけになっています。

献立の特徴

◎和食を中心とした献立

◎野菜とお米は全て、地元にある有機農法、完全無農薬栽培を行う農園で採れたもの、 卵は地元養鶏場から魚は地元市場からの朝採れ、肉は国産のものを使用

◎有機玄米は一晩水につけた発芽玄米を使用

◎発酵食品を積極的に取り入れ、徹底した管理のもと自家製のぬか漬けや甘酒も提供

◎調味料は福岡県産や九州内で栽培された作物を主原料としたものを中心に使用

リンデンホールスクール小学部・中高学部(都築学園グループ / (学)都築育英学園)
https://lindenhall.ed.jp/

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