
日本では、スープはレトルトタイプの商品が多いイメージがあるが、海外、特にヨーロッパのお店では瓶入り常温保存のものを多く目にする。そんな中で目に入ったのが、TressBrüderのオーガニックスープ。デメター認証でVEGAN。実はこちらはドイツのスーパーREWEで購入したもので、チルドコーナーにあったもの。日本で言うと日配品や総菜とカテゴリーに入るような感じだ。

日本でもコンビニに行くとチルドでスープを販売しているところもあるが、オーガニックのものは見たことがない。注目したのは、カップが紙素材というところ。シールされた蓋部分はフィルムだが、できるかぎり環境に配慮している。

日本人には1人分としては大きすぎるサイズだが・・・。味はどうかなと思って購入してみたら、これが正直期待をはるかに上回って美味しかった。あとから調べてみたら、この「TressBrüder」は、オーガニックホテル、複数のレストラン、食品製造工場を持つ家族経営の会社で、トレス4兄弟の中でドイツ初のオーガニック・ミシュラン星付きシェフ、サイモン・トレスが料理ラインを統括しているとか。

購入したのはレンズ豆のカレースープ。スープの原材料を見てみると、
原材料:水、レンズ豆*(15%)、人参*、リーキ*、ピーマン*、リンゴ酢*、ひまわり油*、コーンスターチ*、岩塩、ビート糖*、カレー粉*(0.4%)、香辛料*
*有機栽培
Linsen-Curry-Suppe:
Zutaten: Wasser, Linsen* (15%), Karotten*, Lauch*,Paprika*, Apfelessig*, Sonnenblumenöl*, Maisstärke*, Steinsalz, Rübenzucker*, Curry* (0,4%), Gewürze*.*) aus kontrolliert biologischem Anbau
具材もたっぷり入っていてとろみがある。スープではあるが、ごはんと合わせてカレーライスにしたりしても良いくらい具沢山で、スープにパンだけでもディナーになりそう。味の完成度も高くてヘルシー!このレベルのものがスーパーで気軽に買えるとは!
日本でも、有名シェフが監修した商品がコンビニで発売されることもあるが、オーガニックで、というのはなかなか難しい。日本の場合手軽に食べられるスープだとインスタントが多く、チルドの総菜コーナーにあるスープはレンジであたためることが前提。流通しやすいようゼラチンを使っていたりすることも多くいので、ヴィーガン対応も難しいかも。包材に関しても液漏れ対応など万全にするため、カップの蓋やシュリンクもしていたり・・・。商品開発するのもハードルが高そうだが、いつかこんな健康的なスープが、日本のコンビニで気軽に選択できるようになったらいいなと思う。
この記事を書いた人
オーガニックプレス編集長 さとうあき
インターネットが急速に世に広まりつつあった2002年、長年身を置いてきたオーガニック業界からEC業界へと転身。リアル店舗時代からIT化時代の変遷、発展への過程を経験し、独自の現場的視点をもつ。2010年、業界先駆けとなる“オーガニック情報サイト”誕生を実現した。「オーガニックプレス」はその確かな目で選択された情報を集約し蓄積。信頼性の高いコンテンツを提供し続けている。