4月22日はアースデー。この日と前後合わせて3日間、オーガニックライフTOKYOが開催されました。会場は、中学校跡のスペース、3331 Arts Chiyoda。4回目の開催となる今年は、3日間で来場者は延べ24,077名、全国の有名ヨガインストラクターのクラスが開催され、オーガニックフードやウェアブランドの出店でにぎわいました。

ヨガ界のトップティーチャーのケンハラクマ先生や、雑誌『yogini』で長年表紙モデルを吉川めい先生など著名なインストラクターや専門家がクラスをおこない、ヨガのほかにもマインドフルネスなど瞑想のクラス、有料クラス以外にフリーで参加できるコミュニティクラスも充実していました。

スタジオ・ヨギーからは、初日にヤスシ先生、最終日にはキミ先生がクラスを担当しました。

ヤスシ先生のクラス「organic movements ~捻じりの恩恵」。

体育館のステージ上でデモンストレーションをするのはナオ先生。

キミ先生のクラス「太陽礼拝のマントラと共に~内なる輝きとつながる~」。ギャラリーならではの天井の高さ、壁の白さが明るい空間ですね!

クラス終わりにみなさんで記念写真。ヨガマットもピンクや紫などで統一感があって、やわらかい雰囲気です。

3331 Arts Chiyodaは、旧練成中学校を利用して誕生したアートセンター。銀座線末広町駅や千代田線湯島駅から徒歩圏内に位置し、ギャラリー、オフィス、カフェなどが入り、展覧会やワークショップなどに利用されている場所。

校舎1階、国内外より10社のヨガウェアブランドが出展したなかで、スタジオ・ヨギーはオリジナルヨガウェアブランド「ヨギー・サンクチュアリ」のブースを出店しました。

カラフルな動線が、各ショップへと案内してくれます。

ヨギー・サンクチュアリは、春夏の新作販売と、旧作のセールがおこないました。クラスの合間に試着したり、お買い物を楽しんでいるお客様でにぎわいました。

クラス帰りに立ち寄ってくれたキミ先生と生徒さんが、ブランドアイコンの道端カレンさんのポスターの前で、同じポーズをしてパチリ。いい笑顔です。

また、オーガニック緑茶のブランドRICCO japanとのコラボ商品「べにふうき茶」も好評でした。

壮観だったのは、「OUT IN JAPAN」というポートレート1000人展。写真は、レスリー・キー氏によるもの。これは、日本のLGBTなどセクシュアル・マイノリティに焦点をあて、一般の人々を含む多彩なポートレートを様々なフォトグラファーが撮影し、5年間で1万人のギャラリーを目指すプロジェクトの一環。みなさんとにかくかっこいい!

そして、楽しいスペースは屋上に展開されています。青空市のような開放的な空間には、オーガニックフードやランチ、オーガニックワイン、クラフトビールのお店や、エシカルファッションやジュエリーのショップが立ち並んでいて、ショッピングを満喫できました。

入り口近くで目をひいたのは、野菜のピクルス屋さん。カラフルな色とりどりの野菜が、単品や、ミックスでビン詰めされて並んでいました。二層になったジャムがあり、上の部分、下の部分、その両方を合わせて、と3度楽しめるという逸品。こちらのdoremi farmは千葉県我孫子市にある工房で、青山の国連大学前で開催されている「Farmer’s Market」でも出店されているそうです。

じゃんじゃん試食させてくれました。思わずワインを飲みたくなるような、お野菜の味をしっかり感じることができる、美味しいピクルスでした。好みのものを数個みつくろって購入していたお客さんは、「あ、色がかわいくなくなっちゃった」(笑)と。店主の男性も「そうなんですよ、美味しいのを選ぶと色が地味になるんですよね~」。

美味しそうな野菜は、無農薬野菜の三つ豆ファームのもの。かつては有機JAS認証を受けて販売していたそうですが、卸を通じての販売よりも、直接お客様に販売する割合が増えたことで、2年ほど前に認証を取り下げたそうです。畑は、千葉県山武市にあるそうです。

次に興味をひいて思わず買ったのは、「おかゆパン」!? どゆこと?と聞いてしまいました。生地におかゆが練り込んであり、小麦粉も使っているけれど、ふくらまし粉を使っていないそうです。食べてみると、弾力があり、もっちりとしていました。面白いですね。発酵が不要ということで巷でも人気のレシピになっているんですね。西荻窪のごはん屋さん「おこさまボーイズ」によるものでした。

オーガニックのコーヒー豆をフェアトレードで輸入し、ソーラーパワーで自社焙煎(ロースティング)したというコーヒー豆や、チョコレート、メタ・バラッツさんのカレースパイスを売っていた、SLOW COFFEE。その場で飲めるコーヒーや、有機ジンジャエールなどのドリンクスタンドもやっていました。

おしゃれなドライフラワーで目をひいたのは、オーガニックコットンの紙ナプキンブランド、sisiFILLE(シシフィーユ)。肌に触れるトップシートに、オーガニックコットンを使用しているそうです。ドライフラワーは、花木土(はなきつち)によるもので、販売もされていました。2つの異なる商品のコラボレーションによるショップの世界観づくりに、センスのよさを感じました。

そしてまたまた食いしん坊魂に火をつけたのは、ロースイーツ、グルテンフリービーガンベイクスイーツなどの焼き菓子のショップ、MOR Happiness。スイーツのほか、ケークサレなど甘くないおやつも売っていました。

私は、フムスがサンドされたミニバーガーを買いました。初日の夜に開かれたレセプションパーティーで、同僚と分け分けしていただきましたが、とても柔らかい食感で美味しかったです。ほんとは、ブラウニーとかパウンドケーキとか、マフィンも買いたかったんですが、この日は現金をあまり持ち歩いておらず、残念!マーケットではお財布のひもがついつい緩みますね~。

店主の片山みか野さんとお話ししてみたところ、なんと以前、スタジオ・ヨギーに通っていらしたそうです。うれしいご縁を感じました。

[後編]へ続く

この記事を書いた人

スタジオ・ヨギー/ヨギー・マガジン
コンテンツディレクター 七戸 綾子

studio yoggy presents「ヨガをする人たちのほんとうのところ」
ヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」を全国20カ所に展開する株式会社ロハスインターナショナルにて、コンテンツディレクターを務める。音声アプリ「音ヨガ」「寝たまんまヨガ」の企画・制作、広報誌やオウンドメディアの編集を経て、2016年「ヨギー・マガジン」を立ち上げ、ヨガにまつわる記事やストーリーを発信している。

これまで一番効果があったダイエットは、炭水化物、脂肪、糖分を抜く“リセットダイエット”だったが(-9kg減)、元来の食いしん坊が災いしてあっという間にリバウンド。鍼灸師であり食事療法士の辻野 将之氏に、東洋医学に基づいたホリスティックな視点を学び、食養生ジュニアコーディネーターに。現在は、旬のもの、ナチュラルな素材のものを美味しく食べることを心がけている。

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