パタゴニア プロビジョンズより、国産不耕起有機大豆を使用した「オーガニック味噌」、持ち運びに便利な「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」が2024年3月14日(木)新発売。

土壌を掘り起こし、かきまぜ、ひっくり返す「耕起」を減らせば、土壌の侵食を削減し、土壌の水分を保持し、土壌に有機物を蓄積していくことで大気中の炭素を土壌に取り込むことができます。千葉県匝瑳市にてソーラーシェアリングの下の畑で有機JAS認定を受けて管理しているThree Little Birds合同会社において、種まきする場所以外は耕起しない「不耕起管理」で栽培した大豆を、自家採種の蔵つき麹菌で天然醸造。 約20カ月間長期熟成しているため、味に深みとコクがあり、旨味、風味が増しています。

▽オーガニック味噌 600g 1,490円(税込)
https://www.patagonia.jp/product/PRJ01.html

▽オーガニック味噌・トゥー・ゴー 200g 778円(税込)
https://www.patagonia.jp/product/PRJ02.html

■原材料:有機大豆(千葉県産)、有機米(千葉県産)、食塩
■製造元:マルカワみそ株式会社 (福井県越前市)
■発売日:2024年3月14日(木)(売り切れ次第終了)
■発売場所:日本限定
パタゴニア直営店(オーガニック味噌・トゥー・ゴーは全店取り扱い。オーガニック味噌は渋谷、大崎、丸の内、鎌倉、京都の5店舗での取り扱い)、パタゴニアオンラインストア、FOOD&COMPANY(全店)、コープ自然派、ビオあつみエピスリー浜松、グリーンコープ(いとしま店)、ヤマダストアー(六甲アイランド店)、ムスビガーデン(桜新町店)、ムーンライトギア(全店)

リジェネラティブ・オーガニック認証における不耕起管理

今こそ食料と繊維のシステムに明確かつ計算された変化を引き起こすべき時だという信念のもと、2017年に、パタゴニアは複数の団体と協同で、世界最高水準のオーガニック認証としてリジェネラティブ・オーガニック(RO)認証を確立しました。RO認証はオーガニック農業を実践した上でさらに前進し、気候変動と戦うために土壌の健康を高めることを優先します。RO認証を取得するには、土壌の健康、動物福祉、労働者に対する公平性のそれぞれで厳格な基準を満たす必要があり、土壌の健康の中に、最小限の土壌撹乱や輪作などが含まれています※1。

「最小限の土壌撹乱」とは、土壌への人為的な撹乱の影響を可能な限り最小化することであり、「なるべく耕さない」ことを意味します。人が直接管理しない替わりに、カバークロップなどの植物やミミズなどの土壌生物の生態学的な働きを発揮しやすい環境条件を整えることによって、自然に則した方法で土壌の健康を高めていきます。パタゴニア日本支社は、2021年より、茨城大学農学部 小松﨑 将一先生(不耕起有機栽培研究の第一人者)、神戸大学農学部 庄司 浩一先生(農業機械の専門家)の研究協力のもと、Three Little Birds合同会社とRO認証取得をめざして不耕起と輪作など、土地利用型作物の栽培体系づくりに取り組んでいます。この取り組みにおける2023年産の有機大豆収穫量は823.5 kg。面積当たりの収量では、2022年産との比較になりますが、千葉県や全国平均と同等以上の実績を得ることができました※2。

※1:リジェネラティブ・オーガニック認証のフレームワーク
https://issuu.com/patagoniajp/docs/framework_regenerativeorganiccertified

※2:
ソーラーシェアリング支柱際の非作付け面積を含む2023年産反収:117.3 kg/10a
ソーラーシェアリング支柱際の非作付け面積を除き、露地での一般栽培と条件を揃えた場合の2023年産反収:198.0 kg/10a

▽パタゴニア プロビジョンズ公式サイト
https://www.patagoniaprovisions.jp/

▽パタゴニア プロビジョンズ公式インスタグラム
@patagoniaprovisions.jp

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