NATURAL PRODUCTS EXPO WEST 2008では、たくさんのメーカーが、オーガニック&ナチュラルな飲料を紹介しており、その中にはオーガニックで、かつ100%果汁のソーダ(発泡ジュース)なんていうものも!もちろん、製品にもオーガニック認証のマークがしっかりついている。
ちょっと前までは、オーガニックの飲料と言えば、100%オーガニックの果実を搾ったジュースやオーガニックの豆乳、ハーブティーをはじめとするお茶類やコーヒーなどしか思い浮かばなかったものだ。それが、いつの間にか「オーガニック炭酸飲料」なるものがオーガニック市場をにぎわせている。
今までは、炭酸飲料というと、無果汁(果汁入りでもごくわずか)、着色料、香料、保存料、合成甘味料、カフェイン・・・など、カラダに良くないものという印象しかなかったが、そんなイメージが、これから変わるかもしれない。
ボトルのデザインもポップでセンスが良いものが多い。フルーツ100%の発泡ジュース、オーガニックハーブやマテ茶の炭酸飲料などお茶と炭酸の組み合わせ、コーヒーソーダ、オーガニックコーラ・・・など、バラエティも豊富。消費者にとって健康的な飲料の選択肢が増えたことはとてもうれしいことだ。
ただし、果汁100%でないタイプの炭酸飲料は、オーガニックシュガーやアガベシロップなどで甘さを加えていることが多い。添加物などは使用していないが、オーガニックだからと言って特別にカロリーが低いわけではない。飲みすぎれば当然、糖分の摂りすぎになることを忘れないで!
この記事を書いた人
オーガニックプレス編集長 さとうあき
インターネットが急速に世に広まりつつあった2002年、長年身を置いてきたオーガニック業界からEC業界へと転身。リアル店舗時代からIT化時代の変遷、発展への過程を経験し、独自の現場的視点をもつ。2010年、業界先駆けとなる“オーガニック情報サイト”誕生を実現した。「オーガニックプレス」はその確かな目で選択された情報を集約し蓄積。信頼性の高いコンテンツを提供し続けている。