2014年8月27日~29日の3日間、香港コンベンション&エキジビションセンターで、「Natural & Organic Products Asia 2014」が開催された。

オープニングセレモニーでは、アジアらしくライオンダンスが登場するなど、賑やかにスタート。2014年の出展はおよそ120~130社といった規模だった。香港開催ということでお茶や調味料、アジアの食品等が多く見られると想像していたが、欧米のトレンドに大きく影響をうけ、概ねその流れを汲んだ製品が多い印象だ。

オーガニック&ナチュラルフードのトレンド2014@アジア

ここ数年、日本でも人気の素材も多く、「ココナッツオイル」「ココナッツウォーター」をはじめとするココナッツ関連食品、「キヌア」関連、「グラノーラ」などシリアル関連が人気。「ケールチップス」や「コールドプレスジュース」なども、展示会場だけでなく香港のオーガニックショップなどで既に販売され、人気上昇中。全体的に、「RAW FOOD(ローフード)」「SUPER FOOD(スーパーフード)」をキーワードとするアイテムが、今後も注目される。

トレンド製品にあまり大きな違いや変化は見られないものの、それぞれに派生したユニークな製品も生まれている。例えば「キヌア」。従来はそのまま、または粉末やパスタ、シリアルにするなど加工も想像出来る範囲だったものが、100%キヌアでできた甘味料「キヌアシロップ」、ライスミルクとのブレンドではあったが「キヌアミルク」といった飲料なども登場。

「ココナッツ」関連では、プロバイオティクスとコラボさせた「ココナッツヨーグルト」「ココナッツケフィアウォーター」や、ライスペーパーの代替となる「ココナッツラップ」なども。「グラノーラ」は、温かくして食べる「ホットシリアル」、携帯にも便利な個食カップ入り、一食入りシングルサーブタイプの「カップシリアル」など、ライフスタイルやシーンに合わせた新たな食べ方を提案したものが目立っていた。

その他、「キャロブ」「バオバブ」「モリンガ」なども、まだ大ブレイクはしていないものの今後の市場の動向が気になるスーパーフード素材だ。2015年には日本で流通拡大するだろうか?注目している。

この記事を書いた人

オーガニックプレス編集長 さとうあき

インターネットが急速に世に広まりつつあった2002年、長年身を置いてきたオーガニック業界からEC業界へと転身。リアル店舗時代からIT化時代の変遷、発展への過程を経験し、独自の現場的視点をもつ。2010年、業界先駆けとなる“オーガニック情報サイト”誕生を実現した。「オーガニックプレス」はその確かな目で選択された情報を集約し蓄積。信頼性の高いコンテンツを提供し続けている。

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