スペインのスーパーマーケットも「健康ソリューション」にフォーカスした売場づくり
スペインの一般大衆向けの比較的安い価格設定のスーパーでもオーガニック製品を多数取り扱っており、同時に人々の「健康」づくりに貢献するための食品を積極的に販売促進していたことに驚いた。
スペインの一般大衆向けの比較的安い価格設定のスーパーでもオーガニック製品を多数取り扱っており、同時に人々の「健康」づくりに貢献するための食品を積極的に販売促進していたことに驚いた。
パテ、ディップ、スプレッド類に共通する傾向が、BIO(オーガニック)、VEGAN(ヴィーガン)、GLUTEN FREE(グルテンフリー)。そして、より美味しくヘルシーに、よりカラフルに、進化していた。
欧州では日本の蒟蒻(こんにゃく)が、健康的な食材、ダイエット食品として人気となっている。日本でも昨今の糖質制限ダイエットブームで、再注目されている。こんにゃくブームの逆輸入もあるかも?
「オーガニック食品のインスタント化」。実際の現地オーガニックスーパーに行っても、やはりレトルトを中心にインスタントフードのラインナップが充実していた。特に目を引いたのは、ミールタイプのレトルト食品。
販売期間が限定される季節商品、行事関連商品は、製造や発注数の予測判断が難しいもの。そんな季節製品にもオーガニック認証を取得するかどうか?の判断は、とても悩ましいことと想像できる。
ヤマキ醸造株式会社は創業1902年。こだわりの国産有機・特別栽培原料を神泉の名水で仕込み、昔ながらの木樽を使用した伝統の醸造法によりじっくりと味噌・醤油造りを行っています。
ヤマキ醸造グループの会社である農業生産法人「豆太郎」は親子二代にわたり、自然農法を約60年もの間実践している須賀さんが代表を務める農業グループです。農薬も化学肥料も長い期間一切使用していません。
BioSüd (ビオズュード)開催はたった一日。それでも出展者たちは、各ブース作りにしっかり力を注いでいる。ビジネス向けでも、美しく、楽しく。魅せる努力も惜しまないのは、さすがだ。
豆庵豆腐工房は1991年に創業し、秩父山系城峰山より湧き出でる「神泉の名水」を使用して国産の有機・特別栽培大豆と伊豆大島の天然にがりのみで寄せあげた豆腐や湯葉・豆乳などを製造。
2017年10月1日、ドイツの国内バイヤー向けのオーガニック見本市「BioSüd (ビオズュード)」が、アウグスブルグにて開催された。専門性や展示会としての質も高いと、現地出展者、業界関係者の間でも大変評価の高い見本市だ。