アリス・ウォータースの哲学が見える、学びの風景・エディブルスクールヤード
カリフォルニア州バークレー市の公立中学校、MARTIN LUTHER KING MIDDLE SCHOOLの「エディブル・スクールヤード」=「食べられる校庭」。アリス・ウォータースの哲学は、今もスクールガーデン内の建物の壁に掲げられている。
カリフォルニア州バークレー市の公立中学校、MARTIN LUTHER KING MIDDLE SCHOOLの「エディブル・スクールヤード」=「食べられる校庭」。アリス・ウォータースの哲学は、今もスクールガーデン内の建物の壁に掲げられている。
コールドプレスジュース(cold pressed juices)、いわるゆ低温圧搾で搾ったジュースがアメリカで人気だ。オリジナルレシピのコールドプレスジュースを展開する専門店、独自のデトックスメソッドを提唱するショップなどが、続々と登場している。
食育と言えば行儀作法や料理教室、農業体験ばかりをイメージしてしまう傾向があるので、オーガニックとは直接的には関連性を感じにくい。実際のところ、食育活動を積極的に実践している現場でもオーガニックの意識は希薄だった。
チアシードのゼリー状になる性質を生かした、オーガニックジュースが今、にわかに人気上昇中だ。ユニークなフレーバー、見た目にもカラフルで楽しさがあるラベル、そして製品にUSDAオーガニックの認証を取得している。
欧米諸国の外国人にとって苦手な食べ物という印象がある海苔だが、そので栄養価の高さに注目が集まり、Sea Veggies、Sea vegetable(シーベジタブル)、海の野菜と言われ、スナック菓子にも取り入れられるようになってきた。
ローフードを、添加物を使わずに味や色を一定に保つこと、品質を安定すること、常温で長期保存を可能にすることはとても難しいこと。アメリカではRAWのビタミンやサプリメントなど、健康食品も登場し始めた。
アメリカでブーム継続中のケールチップス。多くのメーカーがそれぞれ、独自の味を開発しており、その商品開発競争が止まらない。
アメリカではケールが空前の大ブーム。ケールはキャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の野菜だが、ビタミンなどの栄養素がバランスよく大変多く含まれていることから、スーパーフードとして注目されている。
ヘルスコンシャスな都市ニューヨークで、南米アンデスの穀物キヌア(QUINOA)が大ブーム。栄養価の高さに加えグルテンフリー食品であることも後押しし、ここ数年オーガニック&ヘルスフードのトレンドとなっているようだ。
5年ほど前には、すでにアメリカで人気の兆しがあった「スプラウテッドシード(sprouted seeds)」、発芽種子を使った食品が、ますますブームに。スプラウトやスプラウテッドフードは日常の食生活に根付きつつある。