ヨーロッパはイースターの真っ最中、イタリアではパスクア、オーガニックショップTERROIRにはCOLOMBO(コロンバ)と呼ばれるブリオッシュ生地のケーキの箱が積まれています!

クロスして十字架のようにも見えるこの形は鳩をイメージされているよう。

お洒落なエチケットのナチュールワインが並ぶ中、当たり前のように量り売りの鮮やかな野菜たちが迎てくれてテンション上がります。

外国のオーガニック系のお店では当たり前のように、日本食材ブースがあるようになりましたよね。

そして、日本のメーカーさんだけでなく、オーガニック認証付きの海藻もさらっとイギリスのブランドさんがワカメや焼き海苔(サンフラワーオイルと海苔、塩で韓国風)など商品をどんどん作っています。

さて、今回本題のバルクストアNEGOZIO LEGGEROさんへ。

丸くり抜かれた穴に、バルクで入れられた素材が入った筒がはめ込まれているタイプ。


量り売りの専門店、小麦や豆の種類も豊富で、お米も古代米などたくさんの選択肢があります。

イタリア伝統菓子、プーリアのタラッリやビスコッティもごまやトマト系の味、そしてヴィーガン対応した原材料の場合はvegan!マークがついていて分かりやすかったです!

SCEGLIは選ぶという意味。シャンプーや洗剤なども量り売りがあります。イタリア語が出来る方でないと英語は通じにくいので少し難しいと感じることはあるかもですが、雰囲気の良い定員さんがサポートしてくれる温かいお店です。

アルガンオイルやニームオイル、蜜蝋、カカオバターなどコスメの原料も量り売りされていて手作りコスメを作る方向け。

アメリカの量り売りでも食品だけでなく美容原料のバルクが増えてきた印象を前回受けたので世界的な動きのようですね。

ガラス瓶や缶なども売られていますが、簡単な大中小の小袋も選択できるのでスナック類を購入。手書きで内容をイタリア語だけでなく英語でも書いてくださって温かい気持ちになれました。

街中のレストランの中には、有機食材を使ったメニューにはオーガニックのユーロリーフマークがつけられたピザ屋さんなどもありました。それに加え、ファストフードが一時期広がった際にイタリ本来のゆっくりとご飯を楽しむスローフード運動が今でも意識されていて、カタツムリのロゴもメニューに掲載されていて素敵でした。

イタリア人の陽気で愉快、そしてスローフードならぬ時間をかけて思いやりある接客や人とのスロー交流、リアルな関わりがこれから増えていくことを期待しながら豊かだなぁと思わされた旅でした。

この記事を書いた人

GnR 代表 古屋 真衣

大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている。

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