~そしてフードテック最先端へ繋がる未来~

フードテックの展示会「Food 4 Future 2025 – Bilbao FoodTech World Summit」が、2025年5月13から15日にスペインのビルバオで開催されました。

フードロス、ヴィーガン対応から、食材を洗う水の量を削減する装置、大学の研究者、起業家たちが未来の食を明るくしようとしてくれています!日本ブースではお蚕を利用するハイプロテイン商品なども紹介されていましたよ。

フードテクノロジーとオーガニック、どちらも地球や未来へを思う気持ちがつながっています。

さて、ビルバオ街中のオーガニックショップを見てきましたのでご紹介したいと思います!

Veritas

Moyuaの街中あたりを歩いている時に偶然ナチュラルな雰囲気で入ってみました。地図検索をすると、ビルバオにも数店舗あるようです。

入り口すぐのところに、ユーロリーフ認証がついた美味しそうなパンたちが並べられています。レストランでいただいたバゲットも、ハードな皮の中のしっとりもっちり加水率には驚かされます。

お肉代替用には、豆腐にテンペ、セイタンなど豊富な冷蔵ケースの陳列があり、

パッケージフリーのお野菜たちもいきいきしています。

胡桃やヘーゼルナッツだけでなく、ピーカンナッツまで殻付きで用意されていましたよ。

おしゃれでPBも豊富な品揃え。

おすすめしていただいたMSC認証もつけられた魚介缶詰の中から、エスカベーチェも購入してみました。

Herbolario Navarro

ハーブ屋さんからスタートしたと思われる名前のオーガニックショップ。スペイン人の友人から国内に50店舗くらいあるよと伺って訪れてみました。

ナチュールワインにはビルバオのローカル旗のマークもあります。赤と白と緑のユニオンジャックのようなマークがバスク州旗です。

食品コーナーだけでなく、オーガニックコスメや経皮吸収が気になる方には嬉しい生理用品など、日用品も充実の品揃え。引き続きプロバイトティクスのアイテムは人気のようです。

かつては湾岸の元重工業都市ビルバオは今や、グッゲンハイム美術館の抽象画やモダンアートはじめ、今回展示会のあったビルバオエキシビションセンターの建築も攻めてて街全体がアートフルで目を惹きます。

美食の街サン・セバスチャンもすぐ近くで、海から山の食材にも恵まれ各国から人の集うグルメな街。クリナリーセンター( Basque Culinary Center )も訪問してきましたが、ガストロミーのアカデミックな取り組みも目が離せませんね!

この記事を書いた人

GnR 代表 古屋 真衣

大学時代にオランダの友人実家のオーガニックチーズに出会い、輸入をスタート。今ではALGARAN社のオーガニック海藻を輸入しながら、多種多様なオーガニック食材の認知を日本で深めようとしている。

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