「BIOFACH CHINA 2018」素食(ベジタリアン)のエリアに出展していた、ヴィーガンレストラン「茹・if vegan」。特に若い人たちがブースの前で足を止めており、注目を集めている様子だった。お店の案内をいただいたので、当日の夜に早速行ってみることに。


「茹」の文字は、日本では茹でることを意味するが、中国語辞書で検索してみると、茹(rú)は「食事する」といった意味らしい。

お店の入り口の扉には、VEGAN(ヴィーガン)レストランであること、添加物不使用、有機食品を取り入れていることなどを表現するデザインが。素食(ベジタリアン・菜食主義)のレストランの中には、動物性の食材を使わないだけで、オーガニックの食材や、着色料や調味料にまでこだわらないお店もある。こちらのヴィーガンレストランは、オーガニック&ナチュラル志向、エコの意識も高い事がうかがえる。

ナチュラルな雰囲気の店内。ディナータイムになると、気づけば満席に!外国人客の姿もあったが、髪型や服装など非常におしゃれな中国人の若者たちが多く見られた。


注文はタブレット端末で。英語の話せるスタッフもいて、とてもフレンドリーだ。VEGANの創作料理ということだが、RAW FOODもふんだんに取り入れている。

盛り付けの仕方や料理提供の演出も工夫している。全体的に西洋風のメニューが多いが、どこかローカルらしさがあるのが良いと思う。

大豆ミートの酢豚風。素食(ベジタリアン・菜食主義)の料理に多い、いわゆるお肉のような食感、味付けを再現した「もどき料理」だが、化学調味料や添加物を使っていないことが感じられる優しい味だ。


パイのようにサクサクな中華風の生地に、カシューナッツベースのディップをつけて。


数種のきのこを使った炒め物は、旨味がギュッと凝縮していておいしかった。

オシャレな店構えにオーガニック&ナチュラル、ヴィーガンメニューなど、以前は見られなかった健康志向の飲食店が続々登場。所得が上がるにつれ、ファッションだけでなく食に対する意識も変わってきた若者たちが、ここ上海で確実に増加している。

この記事を書いた人

オーガニックプレス編集長 さとうあき

インターネットが急速に世に広まりつつあった2002年、長年身を置いてきたオーガニック業界からEC業界へと転身。リアル店舗時代からIT化時代の変遷、発展への過程を経験し、独自の現場的視点をもつ。2010年、業界先駆けとなる“オーガニック情報サイト”誕生を実現した。「オーガニックプレス」はその確かな目で選択された情報を集約し蓄積。信頼性の高いコンテンツを提供し続けている。

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