
日本ではプレーンなタイプのテンペにしか出会ったことがないが、海外ではテンペのバリエーションが豊富だ。シンプルな大豆を使ったものだけでなく、黒豆やレンズ豆、ルピナス豆(ルパン豆)で作ったテンペ、あらかじめ味がついていて調理の時短にもなる“味付テンペ”などもあって面白い。ORGANIC認証でVEGANなのはもはやスタンダード。発酵食品でありプロテインが豊富であることがPRポイントだ。

BIOFACH 2024に出展していた、tempehmanufaktur。もともとテンペはインドネシア発祥の伝統的な発酵食品でドイツでは入手しにくかったが、この食材に魅了されたドイツの創業者が自分たちで作り始め、今ではドイツ国内をはじめ近隣の諸国で事業を展開するようになったそうだ。
国が変わると食の発想も変わるもの。伝統的な製造(発酵)技術と自国の食文化を融合させ、新しい食べ方や美味しさを追求し進化させているのが面白い。

スパイスを複雑に組み合わせたユニークな味付けの商品もある。

袋から出し、切ってから焼いたり揚げたりするだけ。調味料要らずで簡単に調理できるのはうれしい。プレーンなテンペだと、どうしても味付けがシンプルでワンパターンになりがちだが、色々な種類があると食卓も楽しくなる。

黒豆のテンペは、味付けはTAMARI(たまり醤油)で和食風?
原材料を見ると
黒豆*(黒豆*53%、水)、たまり醤油*20%(水、大豆、海塩)、スターター培養菌(Rhizopus)
*有機栽培

カレー味のテンペは、
大豆*(大豆*53%、水)、水、カレー粉0.7%(ウコン*、マスタード*、コリアンダー*、コショウ、ニンニク、唐辛子、ショウガ*)、海塩、スターター培養菌(Rhizopus)
*有機栽培

別の会社の製品だが、日本では見たことがない形状のものもあった。カットして調理したり、薄めにスライスして揚げれば自家製のテンペチップスもできる。

テンペは、日本で言えば納豆に近い発酵食品だが、クセがなく成型もしやすいので色々なアレンジが楽しめる。発酵食品ブームにのって、これから日本でもブームになる日がくる?

▽お肉の代替だけじゃない!プラントベース・発酵食品 TEMPEH(テンペ)に熱視線(2023年3月23日)
https://organic-press.com/world/world_report124/